「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

年度末

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3月が終わる。

今年も4分の1が終わると考えると、とんでもなく早く時が過ぎていく。

今年は今のところ体調の悪い期間が長い。

1月と3月に体調を崩している。

 

慢性的な疲れやすさこそあれど、ここ数年は風邪を引くことがなかったから、今年の風邪のような体調不良は私にとって珍しい。

 

疲れがどっと来たのだろうか。

花粉症を発症したのだろうか。

いずれにしても、体調を整えなければならない。

 

気温も気候も変化の大きな季節。

私の自律神経は振り回されているのだ。

とにかく睡眠時間を意識的に増やしている。

 

まだまだしばらくは無理をしなければならない。

私も意識的に健康管理をしなければならないお年頃なのだ。

 

変化、変化の日々が続いていく。

そこに適応していかなければならない。

若い頃は、特に意識することなく適応できていたはずなのに。

 

これが「衰え」というものなのだろうか。

歳を感じる年度末だ。

 

自分のために生きる。誰かのために生きる。

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独身の期間は、自分のためだけに生きていれば良かった。

持てる時間の全てを、自らの成長に費やすことができたのだ。

 

人は成長を実感できないと枯れてしまう。

しかし、その成長している感覚を、他の誰かに委ねることができたならば、自分は成長していなくても、成長した実感を得ることができるのかもしれない。

 

その最たるものが子供だ。

子供が生まれたら、自分の時間の多くを子供に費やすことになる。

その結果として子供が賢く成長してくれて、そちらで成功体験を掴むことができるのであれば、自分自身の成長は二の次となる。

 

良いか悪いかは別として、おそらく独身のままでいた方が、自分自身の成長に貪欲でいられるのではないだろうか。

むしろ、自分の成長を突き詰めることくらいしかやることがなくなり、自分を高めることに取り憑かれたような人間になる傾向が強いのかもしれない。

 

自分1人でたどり着けるところには限界があるのだ。

そこから先の世界に辿り着こうとすると、どうしてもライフステージを進める必要がある。

 

私は結婚できてよかった、と心から思う。

もしも今でも1人だったならば、私は相変わらず婚活を続けていたのだろうか。

そう考えると、どこにも辿り着かないまま同じ場所を堂々巡りしている気がする。

 

少なくとも、私は今の状況をありがたく思う。

ライフステージが進んだことで、新しい課題が生まれ、それに向けて前抜きに生きることができている。

 

人生は人それぞれだから、幸せな形なんか人の数だけあるのだろう。

それでも、今の状況を「幸せ」だと思えることは、なかなかないことだ。

 

感謝しなければならない。

今の環境を作ってくれた全ての人たちに。

そうやって、また誰かのために生きることに意識が向くようになる。

 

今の自分を肯定することができるから、人のために生きることができる。

自分が「幸せ」だと思えていなければ、人のために生きることは難しい。

 

そうやって「幸せ」の連鎖が生まれていけばいいのに。

嫉みや嫉みなんか吹き飛ばしてさ。

相手の記憶に残るプレゼン

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人に何かを伝えるときに、その熱量を伝えることが大切だ。

そのための方法として、その結論に至るまでのストーリーを話す、というものがある。

 

ある研究結果によると、ストーリーを伝えることで、伝えなかった場合と比べて22倍も記憶の定着率に差があるらしい。

 

一番伝えたいことは、簡潔に短いメッセージで伝える。

そこにパッションがこもるのだ。

コアとなる部分を長々と伝えても、何を伝えたいのかがわからなくなる。

 

そのコアを中心に、肉付けをおこなって説得力を付加する。

その作業の中にストーリーが出来上がるのだ。

よくできたストーリーであればあるほど、相手の心に残る。

心に残れば、相手に行動を促すことができる。

 

結局のところ、プレゼンは相手に対して自分の望む行動を促すことが目的なのだ。

だから、そのゴールから逆算してストーリーを作る必要がある。

 

ストーリーテラー

 

国語的な能力は必要なのだ。

人を惹きつける文章を書くことのできる能力は、ビジネスの世界でも役に立つ。

ただ、ビジネスに求められる文章と、プライベートな文章には大きな差がある。

 

ビジネスの場合は、一目で相手に対する要求が伝わるように書かなければならない。

加えてストーリーまで織り込むとなると至難の業だ。

 

私の文章は、ブログを続けてきたことで劇場型に変わった。

しかし、ビジネスでは、あまりそれを求められていない。

文章の役割に応じて書き分ける必要がある。

 

その「書き分け」のスキルが私には必要なのだろう。

その上で、書いていて自分が面白いと思えることが大切だ。

ここしばらくは、惰性でブログを書いている。

そうすると、私の書く文章もどこか惰性に陥る。

 

読み手や聞き手を惹きつけるためには、書き手が楽しんで文章を書いていないといけないのかもしれない。

今の私にそれができるのだろうか。

セカイノオワリ『PLAY』

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冒険の始まりは、君の中の「ここじゃない何処かへと行ってみたい気持ち」

 

日常にも「冒険」が始まるきっかけはあるのだ。

新しいことに賞賛して課題にぶつかったときに、

その人の真価が問われる。

 

その課題から逃げる人。

嫌々ながらも挑戦する人。

楽しみながら挑戦できる人。

 

人生は理不尽なことばかりだけれども、

どうせならば楽しみながら前に進みたい。

 

下の動画。

アニメーションが秀逸だ。

この曲の世界観をよく表現している。

 

 

セカイノオワリ『PLAY』(公式)

 

アニメーションあり

【プロ野球2024】オープン戦終了!

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ヤクルト5-3西武

 

さて、我らがスワローズ!

オープン戦最終戦を逆転勝利で終え、戦績は10勝6敗の3位でフィニッシュです!

1位は中日とソフトバンクの10勝5敗ですので、0.5ゲーム差とほぼほぼ首位と同じ位置でのフィニッシュです。

 

最大14人が怪我で離脱し、高津監督が頭を悩ませてオーダーを組む状況でしたが、最後はしっかりと合わせてきました。

塩見と田口が間に合ったのは大きな収穫です。

 

新戦力は、西川と嘉弥真が大きいですね。

西川は、スタメンクラスの成績をキープしていますし、足が健在であることをしっかりと示しています。

1番塩見、2番西川がハマり足を使うことができれば、他球団からすればイヤな一二番となります。

 

そして、嘉弥真は初見だとなかなか打てないですね!

オープン戦7試合に登板して無失点と完璧に抑えています!

一番のウィークポイントだった左のリリーフに見事にブッ刺さり、あまりある活躍を期待できそうです!

 

今年は中継ぎが良いのですよね。

木澤、清水、田口は健在で、山本、大西、星、阪口に新加入のエスパーダと、オープン戦で好調をキープしています。

さらには、ファームで沼田や丸山も猛アピールしています。

 

2021年の優勝シーズンは、中継ぎで勝ったシーズンでしたからね。

ここを整備しつつ、先発の枚数も昨年よりは期待できそうですので、今年は良さそうです。

 

あとは、奥川がどこまでやれるかですかね。

中10日でも良いのでコンスタントに投げることができれば、実力は折り紙付きですので、間違いなく戦力となってくれるでしょう!

 

高橋奎二も調子を上げてきていますし、2年目の吉村も今年はマイペースできっちり調整できている印象です。

エース小川の怪我は心配ですが、先発陣も昨年よりは良い仕上がりでシーズンを迎えられそうです。

 

怪我人に泣かされた期間がありましたが、最後はしっかりと合わせてきました!

今シーズンのスワローズは、期待できると言って良いでしょう!

 

4日間の休みを経て、3月29日に神宮で開幕です!

相手はオープン戦首位で昨年は最下位争いをした中日です!

中日も今年は仕上げていますが、ここはしっかりと勝ちたいですね!

 

今年も、いよいよペナントレースが始まります!

体調が優れない

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この1週間ほどは、ずっと調子が悪かった。

なんとか誤魔化しながらすごしていた。

その矢先、妻も体調を崩した。

2人で体調を崩して家でゆっくりしている。

 

ずっと忙しくしている時には、あまり体調を崩さない。

忙しさに波がある時が危険だ。

人は環境に慣れるために体を変化させながら生きている。

変化が大きいほど体に負荷がかかる。

 

忙しさの波と、気温の波、

その変化の波に翻弄されて体調を崩したのかもしれない。

私の周りでも体調を崩している人が多い。

今はそういう季節なのだ。

 

風が強い。気温差が大きい。天気も不安定だ。

私の気持ちもどこか落ち着かず騒がしい。

「春」は、いつだって不安定だ。

 

4月からは、また変化の大きな生活に身を投じることになりそうだ。

右は左へと体を振られながらも、その環境に順応して生きていかなければならない。

 

今までとは比べ物にならないくらい、私の人生は変化への順応を求められることになる。

 

慣れるしかない。

柔軟に力強く、大きな揚力を生み出しながら羽ばたいていくのだ。

今はそのための準備期間なのだ。

 

体力が欲しい。

無尽蔵に湧いてくる体力が欲しい。

心と体の健康を意識的に整えないといけない。

 

気力も体力も自然に治癒するボーナス期は、

もはや私の人生には存在しないのだ。

 

依存症について

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衝撃のニュースが世間を賑わせている。

大谷翔平選手の通訳兼マネージャーである水原一平さんが、違法なスポーツ賭博を行なっており、ドジャースを解雇されたとの報道があった。

 

解雇の直前、チームのミーティングで、本人から「自分はギャンブル依存症だ」とのカミングアウトがあったようだ。

大谷翔平選手への影響はともかくとして、今回は依存症について少し考察したい。

 

私は過去にこういう記事を書いた。

tureture30.hatenadiary.jp

 

ギャンブル、アルコール、恋愛、ゲームなど、

世の中には多くの種類の依存症があるけれども、

気が付かないうちに、人は何かの依存症に陥っている可能性がある。

 

そして、私は自分を含む多くの人が、この「成功体験」依存症に該当するのではないかと考えている。

 

「経験を信仰する生き物」

どうしたって過去の経験に基づき、行動規範を決めて生きるのが人間だ。

失敗から学び、成功を積み重ねる中で自尊心を育んでいく。

いわば、成功体験は、人がアイデンティティを構築するための栄養源と言っても過言ではない。

 

自分が掴み取った栄光にしがみつき、80歳をすぎても現役で権力を振るい、周りからは白い目で見られていることがわかっていても、引くに引けないような人もいる。

 

「自分はこうやって仕事を覚えた」

「自分はこうやって今の立場を掴み取った」

輝かしい歴史は、その人の考え方に大きく影響するのだ。

 

何が書きたいかというと、私たちは常に何かに依存しながら生きている、ということ。

今回の水原一平さんのギャンブル依存は、何か異常のように映るが、決して他人事ではない。

 

ギャンブル以外の何かに依存して破滅に陥ることはある。

気が付かないうちに、気が付かない速度で蝕まれていくのだ。

 

「生存者バイアス」という言葉がある。

100人中99人が失敗して、たった1人が成功をするような世界の話であっても、その成功した1人の話を強調して取り上げる。

 

そうすると、どうなるか。

冷静に考えると成功率1%の確率の低いギャンブルのはずなのに、自分も成功できるのではないか、という気持ちに支配されて、そこに人生をベットするようになる。

 

若者に夢を追いかけるな、とは言わない。

しかし、成功者の体験ばかりを鵜呑みにすると、ベットした時間を取り戻そうと引くに引けなくなって、夢を追いかけ続ける、なんて事にもなりかねない。

 

その構図は、「次は当たるはずだ」と、引くに引けなくなりギャンブルにのめり込む、ギャンブル依存症と何ら変わりのない姿ではないだろうか。

 

こういう報道があると、みんな他人事で当事者を嘲笑うかのような空気になるが、私はそれに大きな違和感を覚える。

 

何で自分は大丈夫だと思えるのだろう?

自分だって、いつ犯罪に巻き込まれるかもわからないし、もしかしたら既に気がついていないだけで、おかしな方向に進んでいる可能性もある。

 

たまたま運がよく、まともに社会生活を営むことができているだけで、何かの拍子に犯罪に手を染めてしまう可能性もある。

 

「人なんてみんなどこか少しずつおかしい」のだから、どの一歩を踏み出した先が崖になっているかなどわからないのだ。

 

いつも依存症は、貴方のすぐ側にいる。

気をつけなければならない。