「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

痛み

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実は去年に引き続き、

またも、大きな病気にかかってしまった。


命に及ぶものではないけれど、

クオリティオブライフに大きく影響するもの、


3年前はパニック障害で、

去年は下手したら死ぬと言われて、

今年は「痛み」


私の人生ってなんでこうなのだろう。


女性は離れていくのに、

病気は寄ってくるのだ。


だけれども、

前記事で書いたように、

「必ず何かを教えてくれる」


乗り越えるたびに成長させてくれる。

「人の痛みがわかる」って方向に、


本当に辛くて、

眠れぬ夜には友人に電話をした。


「きっと今日も眠れない」って言ったら、

そうしたら「うちに来いよ」って、

一晩中、朝まで泣き言を聞いてくれた。


本当にありがたい。


だけれども私だって、

「変わったな」って思う。

遠慮なく寄りかかれるようになった。

そして、素直に心からの感謝を伝えられるようになった。


それが病気から得た大きなものの一つ、


失恋に重ねて、

うまく行きそうなお相手がいる中で、

またもや邪魔が入った。


私の恋愛には「邪魔」がつきもの、

いつだってそうなのだ。


「来るなら来い」


昨日でそう腹が決まった。


もしかしたら、

連続更新は途切れるかもしれない。


だけれども、

精一杯の世界との向き合い方を綴ろうと思う。


誰に褒められなくてもいい。

武者小路実篤「人見るもよし人見ざるもよし我は咲くなり」


精一杯向き合って、

その結果ならばどんなものであっても受け入れるしかない。


その先の道を胸を張って進もう。

支えてくれる人たちと一緒に、

 

必ず何か教えてくれる

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辛い経験、

苦しい経験、

思い出したくもない経験、


生きていればそういう事はあるけれど、

それと向き合うことは大事、


どうやら、

思い出のお店に別の女性を連れて行くくらいには、

割り切れるようになったようだ。


たくさん思い返して、

たくさん苦しんで、

たくさん学んだ。


だから次に活かすことができる。


「必ず何か教えてくれる」


真剣に向き合うから傷つくのだ。

真剣に悩むから苦しいのだ。


そうやって、

一生懸命やったことって、

絶対に無駄じゃない。


その事を忘れてしまうと、

いつまで経っても先に進めない。


何があったって生きるしかないのだ。


それならば、

経験を前進への活力に変えるしかない。


止まっているようでも、

時間は先に進んでいるのだ。


それに合わせて、

心も前に進めてあげないと、


ストップウォッチを片手に、

時間を止めたり動かしたり、

そうやって自分の心を動かすのは自分次第、


時間を動かしたら、

ほら、これで最後、

ストップウォッチとにらめっこするのはもう止めよう。


これ以上、時間止めたところで、

手に入るものはもうほとんど何もないでしょ。


心に積み重なった「後悔」の山に、

また少しばかりの「後悔」を積み重ねるだけ、


「人の気持ちがわかるようになる」


それだけで十分、


苦しい思いをしたから、

苦しむ人の気持ちがわかる。


「成長」ってきっと、

そういうもの、


「何かができるようになる」ってことじゃなくて、

「気持ちに寄り添えるようになる」


人しての「成長」って、

きっとそういうもの、


苦しみはきっと、

無駄ではないんだよ。


世界が優しさで満たされるための一片、


遠回りをしているようで、

幸せになるための近道、

 

人間力

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「今の環境で通用することが他でも通用するとは限らない」


最近思う大事な視点、


有力者に目をかけられるようになれば、

そのコミュニティでは安泰、


人間の集まりだから、

そういうのってあるけれど、

そんなものに満足していたら、

そこから先の成長はない。


「どこに行っても通用する」


そういう自分に鍛えてあげないと、


人の魅力ってのは、

その人の持つ「人間力


誰かの言葉ではなくて、

自分の言葉で話して、

誰かのものまねではなくて、

自分の行動規範に従って生きていて、、

更にそれを柔軟にアップデートする。


その積み重ねに上に培われるのが「人間力


一朝一夕で身につくものではない。

更にごまかしは効かない。


立場や収入は、

要領の良さで得ることはできるけれども、

人間力」はそうはいかないのだ。


弱いところと向き合って、

うまくいかなくても負けないで、

成功の何倍も失敗を繰り返して、

そうやって地道にたどり着く。


スキルなんてものはコモディティ化が進むから、

そのうち人が持つ必要なんてなくなる。


だから、

若いうちからコツコツと、

地道に努力を積み重ねて、

人間力」を身につけていく。


これから先の将来って、

そういうものが求められるんじゃないかな。


結局は、

苦労した人が、

地道に努力した人が、

最後は幸せになる。


隠しても隠しきれない、

そんな人としての魅力、


人間力」に包まれて、

その人の周りにはたくさんの人が集まってくる。


きっとそれが、

人生を積み重ねていく中での、

何よりの財産なのだろう。

 

優しさを履き違えてはいけない

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「相手に嫌われたくないから」


そういう優しさは重荷になる。

ずっしりと相手の自由を奪うのだ。


「相手のことが心配だから」


そういう優しさは体を軽くしてくれる。

「気にかけてくれる人がいるんだな」って、

心の負担を軽くしてくれるから、


「優しい」


一口に言っても、

いろんな形がある。


痛みを伴う優しさだって、

たくさんあるだろう。


心を鬼にして突き放すことだって、

優しさかもしれない。


「相手の心に寄り添っているかどうか」


それが大事、


人はいつだって、

そんな簡単なことを忘れてしまう。


不安に怯えて、

傷つくことを恐れて、

自分本意な優しさにかまけて、

自分のことが嫌いになって、


そうやって、

自分の価値を信じられなくなってしまう。


だから優しい自分でいることに、

「優しいね」って言ってもらえる、

そのことに自分の価値を見出すようになる。


人の価値ってそれだけじゃないでしょ。


多少のわがままを貫いたほうが、

いい結果を生むことはあるし、


間違いを正さないことは優しさかと言われると、

決してそうではないし、


「優しい」ってことは個性の一つで、

決してその人の全てではないよ。


ドラマ『凪のお暇』


自分の居場所を作るために、

「空気を読む」ってことに躍起になる。

その結果「都合のいい人フォルダ」に入れられてしまう。


人に嫌われないための優しさには、

人をダメにしてしまう作用があるのだ。


自分が「都合のいい人」に成り下がってしまうだけではなくて、

周りの人までダメにしてしまう。

自立を阻害するのだ。


媚びるな!

凛とあれ!


自分を好きになるにはどうしたらいいのか。

そのことだけを考えて生きていればいい。

 

いくら役に立ったところで、

自分のことを嫌いな人の周りには、

自分を好きになってくれる人は寄ってこない。


傷ついて、

自信をなくして、

そういうときに真価が問われる。


自分の価値を信じてあげられるのか否か。

そこが勝負の分かれ目、


一人に嫌われたって、

世界が終わるわけではないのだ。

距離をおいて次に進めばいい。


謙虚の裏に野心を隠すようなしたたかさ、

そういうものって必要なのかもな。


優しさって、

嫌われないための道具ではない。


優しさって、

自分の価値を代替するものでもない。


優しさって、

相手のことを思って、

自然と出てしまうもの、


利害ばかりにとらわれて、

自分が嫌になってしまう。


誰から嫌われたって、

どうってことないって思えるくらいに、

強くありたい。

 

自分のことが嫌いになってしまったら、

試合終了、そこで終わりなのだから、

 

だから結婚したい

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「僕にはありあまる ロマンスがありあまる」

ゲスの極み乙女『ロマンスがありあまる』


下手に20代の若い子とうまくいきそうだったものだから、

ハードルが上がってしまった。

意味不明な職場の女どもだって若かった。

 

「まだ若い子から好きになってもらえる」

そんなロマンスに足を引っ張られるのだ。


もちろん相性が一番だけれども、

できれば若いほうがいい。

そう思ってしまう。

 

男としての賞味期限はギリギリなのに、

どんどんこじらせて、

結婚への道のりは遠くなるばかり、


だけれども冷静に考えると、

私の考え方は老人みたいになりすぎて、

若い子とは合わないのだろう。


「いい人なんだけれど」

「しっかりしている人」

「尊敬できる人」


なんだかんだ言っても、

つまりは単純に恋愛対象外、

彼女たちは保護者を求めているわけではないのだ。


そこから生まれるミスマッチ、

私は若い子から好かれる性格ではない。

そして私も保護者になりたいわけではない。


これでは先に進めるはずがない。

そういうことなのだろう。


「あなたは自分のやり方に当てはめようとしすぎている」

村上春樹ノルウェイの森

 

年をとるにつれて、

「自分のやり方」というシステムが大きくなりすぎたから、

それを許容してくれる人が少なくなった。


考え方を変えないといけないのかもしれない。

求める相手を変えるのか。

求める相手に合わせて自分の考えを変えるのか。

 

ここは戦場、

婚活戦線、


いくら出会いを重ねても、

「ちょっと違うよね」

そんな些細なことで終わってしまう世界なのだ。

 

消耗が激しい。


これ以上消耗する前に、

もう一度自分と向き合うほうが先決だ。


私はモテたいわけではない。

好きになった一人にだけ、

一途に愛してもらえればいい。


その事を忘れてしまうと、

どんどん自分のことを嫌いになってしまう。


「この人よりもこっちのほうが好み」なんて、

そんなことばかり続けている。

浅ましくて仕方がない。


「結婚したい病」にだけはかかりたくない。

条件ばかりで女性を道具のように見てしまうから、


もはや病にかかる寸前か。

すでに年齢で人を判断しているのだ。


もう一度、

「何のために婚活しているのか」

それを見つめ直さないといけない。


いくら傷ついても、

自暴自棄になっても、

女性を信じられなくても、

これから関係を結ぶ人達には関係のないこと、


このままだと、

まっすぐに私のことを見てくれるお相手がいても、

それを信じることができないだろう。


手遅れになってしまう前に、

ちゃんと考えよう。


心を浄化したい。

そのためには涙、


だけれども、

涙も出てこない。

そんなお年頃なのだ。


だからちゃんと、

立ち止まって考えよう。


一人ひとりと向き合わない、

無駄にモテる男なんて、

格好が悪いだけ、


私は恋愛がしたいのだ。

異性としての愛情が欲しいのだ。

そして、同じように愛情を注いで、

お互いが「心から愛し合う」


そういう関係を築きたいのだ。


理想の夫婦って、

血が繋がっていないのに、

心が繋がっている。

 

だから自然と体が動いて、

支え合える。

助け合える。

 

そういう関係、


「愛」で繋がった関係、

そういうものを築きたいのだ。


だから私は結婚したい。

少なくとも今の所は、

 

熱帯夜

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真夜中に体の火照りがおさまらない。

色情によるものではない。

自律神経がバカになっているのだ。


ふと目覚めると、

喉が渇いている。

カラカラに渇いている。


重たい頭を持ち上げて、

キッチンに向かい、

水を注ぐ。


その音を聞きながら、

ふと思う。


「心もカラカラだな」

 

湿り気はない。

乾ききっているのだ。


「今頃あの子は何をしているのだろう?」

そんなおセンチな感情も湧いてこない。


ようやく心が乾いてくれたのだと実感、


湿った心を乾かしてあげないと、

次の恋の火はつかないのだ。


back number『そのドレスちょっと待った』

ここのところよく聞く好きな曲、


もう終わったことなのに、

男はバカだからいつまでも引きずって、

いつまでもおセンチな気分に浸って、

「いい男」ぶるのだろう。


過去の恋愛は過去の栄光、

だから自信のない人ほどそれにすがって、

先に進むことをためらう。


眠れない夜のお供、

そんな音楽たち、

それに救われているのかもしれないな。


寝苦しい夜が続く。

そんな時は外に出てみて、

月でも眺めながら「いい男」ぶる。

 

そんなことをしていると、

自尊感情の回復には、

少しばかりの効果があるのかもしれない。


心は乾いたばかり、

次に火がつくまでは、

まだまだ時間がかかるかもしれない。


だけれども、

誰かと歩みを進めたい。


そう思うから、

誰かを選んでみようと思う。

もちろんお相手にもそのつもりがあればだけれども、


今はまだ気持ちのない相手といっしょに、

将来への歩みを進めてみる。


それって、

不誠実なことなのかな。

 

この人のカバーカッコいい。

 

愛のあるXXがしたい

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理想は多少揺らいでいるけれども、

私はそのチームに属する。


だけれども世の中には色んなチームがある。


「愛なんて必要ないチーム」

「愛だけがあればいいチーム」

「できれば愛があったほうがいいチーム」


「することでしか愛を感じられないチーム」

なんてものもあるだろうか。


きっと挙げればキリがない。

それだけ多様な捉え方がある。


「私はこのチームだけれどもあなたはどうなの?」


そんなことは聞けない。

だから態度で察するしかない。


「愛だけがあればいいチーム」が所属する「したくないリーグ」

なんてものもあるだろうけれど、

多くは「したいリーグ」に所属しているはずでしょ。


なのにこれだけチームがあったら、

どうしたらいいのかわからない。


「嘘や演技」


そんな物が溢れているから、

そもそも二人の間に「愛」があるのかなんて、

確認のしようがないのかもしれない。


「愛」が必要ならば、

結局は自分の「ほとばしる熱いパトス」を、

どれだけ上手に伝えられるかなのかな。


紅に染まったこの俺を慰めるやつはもういないのだ。


「X!!」

 


「X!!」

 


「SE…!!」


あっ、

以下、自粛


夏だな。

熱い、熱い、夏だ。

 


ここで一句、


気をつけろ!

危険な恋への

熱中症


ますを

 

 

恋の熱中症にもご注意を、