ある研究結果によると、
人は「できなかったこと」をできるようになった時、
云わば「成長」を実感した時にドーパミンが分泌されて、
喜びを感じるらしい。
「失敗は成功のもと」
よく言われることだけれども、
それは真理なのだろう。
だから成長するためには、
どれだけ失敗したかが大事、
もっと言えば、
どれだけ挑戦したかが大事、
だから勇気の数だけ、
人は成長できる。
壁はそれぞれ、
人によって違う。
当たり前のように恋人が途切れない人がいれば、
私のように10年以上も相手がいないこじらせ野郎もいる。
一部は才能もあるのかもしれないけれど、
得手不得手はこれまでの人生経験で決まるもの、
苦手な分野に取り組むには、
「勇気」が必要だ。
私は異性に興味を持つのが遅かったのかもしれない。
一番後先考えずに行動できる高校までは、
部活やゲームや漫画に夢中だった。
部活のマネージャーの先輩、
実験で同じ班だった同級生、
修学旅行で泣かせてしまったあの子、
異性に興味はあったけれども、
それを表に出すようなことはあまりなかった。
大学でデビューをして、
一度は相手ができたけれども、
苦い経験から苦手意識を持つようになった。
それからも色々あったほうだと思うけれども、
こじらせにこじらせを重ね続けて、
経験すらしないまま今に至る。
もはや手遅れかもしれない。
だけれども今が一番若い。
「勇気」を出して取り組むしかないのだ。
「結婚って本気になればいつかはできるもの」
アプローチを受けることはあるから、
漠然とそんな気がしていたけれど、
いざ取り組んでみると、
経験が不足しすぎていてどうにもならない。
そう感じた一年間、
もう12月、
最後に勇気を出してみるのも悪くはないのかもしれない。
前に進むために始めたブログだけれども、
どうやら長いこと停滞している。
出会いは重ねた。
デートの回数も重ねた。
もともと聞き上手で人たらし、
少なくともビジネスでは、
会うところまで行けば、
好意を引き出せる自信はある。
「勇気を出す」
それをできなくなってしまったら、
気持ちが傾きかけても、
その気持ちすら疑うことになる。
好きだから嫌われるのだ怖い。
好きだから何を差し置いても一緒にいる時間を優先したい。
好きだから共に将来を築きたい。
だから、
それには「勇気」が必要、
そういうものじゃないのかな。
だけれども、
仕事は経験を重ねることで、
効率良くできるようになっても、
恋愛は不器用なままでいたい。
「勇気」が「愛」に変わる。
恋愛ってそういうものなのかもしれない。
何が君の幸せ、
何をして生きるのか、
答えられないなんて、
そんなのは嫌だ。
「愛」と「勇気」だけが友達さ。
それってそういうことなのかな。
やなせたかしさん、