30代童貞こじらせ男の記録

散りゆくままに、徒然と、

ノルウェイの森

発売当時、

発行部数で日本最多となった

村上春樹の名著です。

 

学生時代に一度読んだ本を

ふとしたきっかけで無性に読みたくなり、

ブックオフで購入

10年ぶりくらいに再読しました。

 

「誠実と不誠実について」

考えを巡らせていた私にとっては、

読むべき時に読めた本だと実感

 

主人公ワタナベが、

彼女のような存在である直子に対する責任感と

気になる存在である緑への気持ちに揺れる

 

世の中を俯瞰しつつ、

常に正論を選択しながら生きるワタナベ

傷つきやすく優しい

 

結論部は

正論ではどうしようもないことが人生には必ず起きるから、

それに縛られず、

幸福になれるチャンスだと思ったら全力でそれを掴み取りに行きなさいというもの

 

こうすべきとか、

こうあるべきとか、

 

そんなものよりも、

 

こうしたいとか、

こうなりたいとか、

行動規範はそのように決めるべきである。

 

誰かを傷つけないように、

決めたルールを守り続けること、

それも誠実さだが、

 

それをも凌駕する強い気持ちに従い

主体的に生きること、

 

誰かを傷つけてしまったとしても、

それも自分に心に対しての誠実さなのかもしれない。

 

自分を縛ることで、

人生を失ってしまったら元も子もないのだから、