身の回りのことを自分でする。
誰にも迷惑をかけないで生きる。
それは社会的な自立、
それよりも大事なことは、
精神的に自立していること、
不安や孤独と向き合って、
それを乗り越えた経験を糧に生きること、
自分にはまだまだ足りないと痛感、
逃げ続けてきたツケを払っている。
自分らしさを別の何かに委ねてはいけない。
たとえそれがこの世界で一番素晴らしいものだとしても、
最後に自分の人生の責任を取るのは自分しかいない。
その責任感を確立することが、
精神的自立、
誰かに迷惑をかけるかもしれない。
身の回りのことができなくなるかもしれない。
老いれば嫌でもその様になるかもしれない。
社会的自立は必要だが、
人生の拠り所とするべきものは、
精神的自立、
精神的に自立している人の周りには、
その魅力に惹きつけられて、
世話する労を厭わない人で溢れているはず、
生まれるときも死ぬときも一人、
でも、生まれた瞬間から死ぬ瞬間まで、
人は誰かの支えで生きている。
社会的自立に縛られる必要はない。