心の声に従うこと、
それが自身の道徳と相反するとき、
それを折衝する作業が必要、
それを怠ってしまうと、
自分らしさを失ってしまう。
心の声に正直でありたい。
それは決して欲望に忠実という意味ではない。
絶えず道徳との折衝を繰り返すということ、
「こうあるべき」
「こうした方が良い」
「こうしないといけない」
社会という大きな価値観にただ従えば楽、
しかし、そこに自分らしさを見出せないならば、
それは知らないうちに心を蝕む。
心の声を聞き逃さずに、
培った道徳観との折衝を繰り返すこと、
絶えずアップデートを繰り返すこと、
柳のように柔軟かつ幹を太く育てること、
それが自分らしさの探求なのかもしれない。