充実感、
達成感、
えもいえぬ高揚感、
努力の成果が身を結んだとき、
費やした時間を肯定することができる。
それと同時に人生に対する自信を生む。
「自分はまだまだできるんだ」って、
だから人は高揚感の虜になる。
しかし、それを追い続けると、
心の声を聞き逃してしまう。
辛くても、苦しくても、
高揚感というご褒美をぶら下げられて、
走り続ける。
気がつくと、
成功が当たり前になり、
求められるものが大きくなり、
ご褒美なしに走り続けている。
そんな時に原点に立ち返ると、
些細なことに感じる高揚感に気付く。
成功せずとも、
仲間とともに歩めたこと、
人に親切でいられたこと、
自分の居場所があったこと、
努力の対価というものは、
成功だけではない。
大事なものは、
生きる目的に則した、
地に足ついた高揚感、