勧められて原作の方も読了、
テーマは「人はいつ死ぬかわからない」
もしも余命を宣告されたならば、
残された時間は何をするか。
会いたい人と会って、
やりたいことをやって、
できることは限られている。
それならば、それを差し引いた時間は、
「いつもと変わらない日常をできる限り丁寧に過ごすこと」
それまでの自分の生き方を肯定する作業、
それが一番しっくりくる。
命を燃やし続けること、
それで誰かの命に生きた証を残すことができるならば、
人生100年の価値に値する。
誰かに心から必要とされていることがわかった時、
それが好きな相手だった時、
こんなに嬉しいことはない。
「生きるってことは誰かと心を通わせること、それそのものを生きると呼ぶ」
とても素敵なセリフ
なりたい自分に気付き、
それを目指して、
心から尊敬する亡くなった彼女と共に生きる。
誰かの希望となれるような生き方をしたい。
深くそう思った。
「君の膵臓をたべたい」
何ともいい作品だった。