信じるものは救われる。
確かにそうかもしれない。
でも、信じすぎると救われない。
過剰に期待して、
それに応えてもらえないからって、
その反動でどうしようもないほど嫌いになる。
信じてきた時間と労力が無駄と認めたくないから、
信じた対象を憎むことで、
もしくは騙されていてもさらに信じることで、
自分の正しさを証明しようとする。
どんなに頑張ったところで、
憎しみから幸せは生まれない。
相手の破滅を見届けたところで、
残るものは虚しさだけ、
それでもそうせざるを得ない弱さ、
そうすることでしか先に進めないということもあるのかもしれない。
憎しみを手放して許すことができれば、
どんなに幸せだろうか。
憎しみなどどうでもよくなるほど、
毎日を充実させたい。
満たされないから許せない。