「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

許すということ

f:id:tureture30:20190204071500j:image

 

不誠実さに相対したとき、

選ぶべき選択肢は2つ、

「許す」か「見捨てる」か。


救いようがなければ「見捨てる」しかない。

もともとどうでもいい相手ならば関わらなければ良いだけ、


「許す」を選択する場合、

笑って許せる器の大きさを持ち合わせていれば問題はない。


そうでない場合は、

相手の惨めさや哀れさ、

そういったものを目の当たりにしたとき、

はじめて許せるのかもしれない。


「あんなことをしたくせに、

幸せそうにしやがって」


自分を踏み台にして掴み取った幸せを、

それを目の当たりにしながら、

「許す」ことは難しいもの、


誠意を見せるというけれど、

それは自分を相手の下に置くこと、


リスクを取らないで、

プライドを捨てないで、

許してもらおうなんて虫が良すぎる。


認めたくはないけれど、

報いを願っている。

その報いによって自分が正しいと証明したがる。

相手の不幸を願ってしまう。


自分を上に置いて、

そんなに苦しいならば仕方がない。

許してやるかと、


ただ気をつけなくてはならない。


「許せない」ことで、

自分が不幸になってしまったら、

相手の思うツボ、


いつまでも「許す」ことにこだわるならば、

早く見捨てた方がまだマシ、

「許す」も「見捨てる」もできないことが最悪、


相手のために「許す」のではない。

自分が美しく生きるために、

そのために醜い過去を手放してあげる。


人の悪意に触れても、

それを糧にして、

美しく生きられる人は素敵な人、