平均以上であればいい。
恋愛は底辺だけれども、
他はだいたい中の上くらい、
もう一歩で結果を出せるときにいつもうまくいかない。
概ねこんな人生だ。
「尖ったものを身に付けたい」
そんな事を考えてはいろんなことに手を出して、
そこそこ楽しみながら生きているけれども、
何をしても「そこそこ」で終わってしまう。
ホリエモンさんと落合陽一さんの対談で書かれた、
『10年後の仕事図鑑』によると、
時代に求められる「レアな人材」と考えた場合、
100万分の1の突出度が目標となるらしい。
日本でトップ100くらいというところだろうか。
でも100万人の中で一番になれるもの、
そんなものはなかなかない。
そこでホリエモンさんがいうには、
コンビネーションで考えればいい。
価値あることの「100分の1」が3つ重なったら、
その人は100万分の一の「レアな人材」になることができる。
例えば、「毎日ブログを書いている」「病気」「中年童貞」とか、
これで、
200人以上読者がいるはてなブログは5.6%らしい。
罹患率3%くらいの病気にかかった。
30代以上の童貞は25%くらいらしい。
ざっくりとした数字だけれど、
10000分の4.2
2500分の1くらい、
コンビネーションでもそんなものなのか。
100万分の1は相当に難しそう。
そもそも1%を3つだもんな。
読書家とか、ジム通いとか、ドラマ好きとか、松田龍平似とか、
増やせばいくらでもレアになるけれど、
比例して価値は薄れていく。
それならばニッチなところでの一番でも目指すかな。
例えば、
「世界で一番愛を求める中年童貞」とか、
「童貞王」とか、
「愛をください!愛をください!」と世界の中心で叫んでみたり…
小舟一艘で「童貞王に俺はなる!」とか言って冒険に出てみたり…
なんだか別に「レアな人材」じゃなくてもいいような気がしてきた。
先日会った女性、
普通すぎるくらい普通で驚いた。
それもある意味では「レアな人材」
月並みだけれども、
「もともと特別なオンリーワン」
きっとそれは弱者を守るための言葉、
だけれども、
言葉は希望の灯火であるべき、
人を傷つけるための言葉なんて、
世界からなくなればいいのだ。