「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

功名心との付き合い方

f:id:tureture30:20190315073638j:image

 

あいつの成果は俺のもの、

俺のミスはあいつのせい、


自分の価値を信じられないからそうなる。


これをしたら誰かに認めてもらえる。

この成果で自分の立場が上がる。

 

そればかりが先行してしまうと、

気がついたときには周りには誰もいない。


うまく立ち回って、

誰かの評価で身を飾ることしか考えていないと、

社会的には偉くなっても、

人としての信用は地に落ちる。


そういうやり方に慣れてしまうと、

それが楽で手っ取り早いから、

そういうやり方しかできなくなってしまう。


楽をしたら楽をした分だけ、

あとでしわ寄せが来る。


地道に努力を重ねていかないと、

自分で自分を鍛えてあげないと、

満たされることはないのだろう。


たまたま舞い込んできた幸せを掴んでも、

努力してこなかったならば、

それを維持することは簡単ではない。


心をニュートラルにいれて、

ギアをオンにもオフにもできるようにしておいて、

先入観なく正視眼でありたい。


周りに流されない。

あくまでも自立した正視眼、

それでいてニュートラル、

自由自在に行動を選択できる。


自分で自分を縛り付けて、

憂いている自分に酔って、

動けないことに快楽を求めて、

これではただのドMじゃないか。


もっとサディスティックに生きよう。

責めるのだ。攻めるのだ。迫るのだ。

そのほうが性に合っているはず、


「自分で自分を褒めたい」

 

有森裕子さんの言葉、

そこまでの域に達するには、

どれだけの努力を積み重ねればよいのだろう。


自分に、環境に、

まだまだ甘えすぎている。

うまいことやる術に頼りすぎている。


苦労できなくなってしまう前に、

苦労しておかないと、

「ダメな大人」のレールに乗ってしまう。


器ばかり大きく見せたって、

中身が空っぽならば仕方がない。


それを一番わかっているのは、

他でもない自分なのだから、

 

功名心てやつは、

わかりやすいモチベーターだけれども、

それに頼り過ぎてしまうと、

行き先を見失ってしまう。

 

行き先だけは、

他の誰でもなく、

自分で決めてあげないといけない。