高い理想を相手に求めてしまうから、
少しでも理想から外れると、
傷つくことが怖くなって逃げ出す。
理想の相手ならば、
自分のことを傷つけないから、
理想の相手ならば、
自分のことを大事にしてくれるから、
理想の相手ならば、
自分を幸せにしてくれるから、
そんな相手はいない。
そんな相手が存在するのは妄想の中だけ、
「一緒に幸せになりたいから恋愛をする」
幸せにしてもらうためではない。
そんな考えならば、
中途半端に気を持たせて、
気持ちに応えられなくて、
相手を傷つけるだけ、
挙げ句の果てに、
自分はやはりダメなんだって、
恋愛に向いていないんだって、
勝手に傷ついて、
「臆病者は恋愛をするな」
相手を好きになる覚悟もしないで、
振り回して、
傷つけて、
勝手に傷ついて、
「いい迷惑」
結婚するために恋愛をするのではない。
恋愛の延長線上に結婚があるのだ。
「結婚しないと幸せになれない」
そんな考えだと、
結婚しても幸せになれない。
一人でも幸せ、
でも二人だともっと幸せ、
そう思える相手と一緒になりたい。
相手がどんなに不完全で、
足りないところだらけで、
傷つけ合った仲だとしても、
嫌いになる程好きならば仕方がない。
「結婚」するために動くのではなくて、
「恋愛」するために動こう。
遠回りなようでも、
それがきっと幸せへの近道、