「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

平成ジャンプ

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Hey!Say!JUMPではなく、

「平成ジャンプ」


昭和に生まれて平成で結婚をせずに新たな元号を迎えることらしい。

私はほぼ確実にこれになるだろう。


しかもK点越えの大きなジャンプ、

なんてったって「童貞ジャンプ」だ。


「平成のうちに済ませておきたいこと」


今更卒業は焦らないけれども、

結婚は無理でも交際はしたい。

かと言って、今更だれでもいいとは思えない。


都合のいいジレンマ、

来週、女性を紹介していただけることになった。


自分の立場を考えれば選り好みはできないのだけれども、

それにしたって心はある。


無理に心を納得させて付き合えるほど器用でもないし、

向こうにも断る権利はある。


考えれば考えるほど、

どう臨んだら良いのか悩む。


「頭の中で鐘が鳴る」


ドラマ『獣になれない私たち』

運命の人に巡り会えた時の表現、


そんなことは本当にあるのだろうか。


だいぶ端っこに追いやってはいるけれど、

心の隅に残り続けている女性はいるし、

そんな不誠実さを内に秘めながらでも良いのか。


うまく心と折り合いをつけられるならば、

おそらくとっくに前に進んでいるだろう。


折り合いをつけて先に進む。

心を納得させて先に進む。

いや、ありのままの自分から幸せを見出す。

 

それが得意な人ほど、

幸福度が高いのだろう。


「今ある幸せを実感すること」


そのことに集中できるようになりたい。

先のことばかりを妄想して、

怖がって、歩みを止めて、

勇気を出せずに後悔して、

その繰り返し、


相手の方も少なからず、

私と同じように相手に期待しているはず、

幻滅されたとしても、

そのことに誠意を示さなくてはならない。


結果は欲しい。

でも今の私にとってそれよりも大事なことは、

自分を嫌いになるような選択をしないこと、


漠然と予感はある。

その分「これで決まってしまうのかも」と考えると、

足がすくんでしまう。

 

前に進もうとするときはいつもそうなのかもしれない。

いつだって大きな邪魔は入るし、

うまくいかないことばかりだし、

体良く断られて傷つくのが怖いのだろう。

 

でも前に進むしかない。

時代はうつろう。

いつまでも平成の亡霊みたいに、

過去にしがみついても仕方がない。


「平成最後の縁談」


周りの人を裏切らないような、

そして自分を裏切らないような、

そんな誠意ある縁談にしたい。

 

やたらと目にする「平成最後」

一歩踏み出すためのいい機会なのかもしれないな。