「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

頑張ろう「令和」

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「令和」

世界がより近くなる。


SNS

通信技術、

輸送技術、

 

だけれども、

心の距離は遠くなる。

なんでも一人でできるようになってしまうから、


「不便」は心の距離を縮める。

「助け合い」が必要だから、


便利になればなるほどに、

「助け合い」は「サービス」に代わる。

賃金が発生するのだ。

 

賃金が発生すると、

「感謝」を忘れてしまう。

してもらうことが当たり前になってしまう。

 

「お金を払っているんだから」

目の前の人は自分と同じ生身の人間なのに、

そんなことも忘れてしまう。


最近感じたこと、


泥臭く、

効率悪く、

0に近い可能性にかけて、

期日の最後まで駆けずり回る。

できることはなんでもやる。


そんなことを鼻で笑っていた期間が長かった。

前はそうすることが当たり前だったのに、

 

久々にそこに染まってみて、

「こういうのも悪くないな」

そう思った。


ステマティックになりすぎると、

それは「仕事」でしかない。

「仕事」ではなくても「仕事」になってしまうのだ。


人に頼らずに生活をできるようになっても、

心はいつも「助け」を求めている。


誰かと経験を共有したいのだ。

経験を共有することに飢えているのだ。


苦労した経験、

うまくいかなかった経験、

そして、努力が報われた経験、


便利になればなるほどに、

それを共有する機会は少なくなる。

 

上辺だけの付き合いではなくて、

誰かと本気でやり遂げた経験、


何かを勝ち取って、

仲間と助け合って、

苦難を乗り越える。

 

それが人生の宝物になる。


死ぬまで語り続けられる経験って、

宝物以外の何者でもないでしょ。


そうやって、

「人生」を紡いでいくのだ。

 

「一生の思い出」

 

新しい時代は、

それをいくつ作ることができるだろうか。


「苦しいこともあるだろさ。

悲しいこともあるだろさ。

だけど僕らはくじけない。

泣くのは嫌だ。笑っちゃおう。」


ほとんど生きてはいないけれども、

私が生まれた時代、

昭和の人間臭さも抱きしめて、

新しい時代を生きよう。


ドラマ『集団左遷

 

赴任先の支店を潰すように命じられた銀行員、

「頑張るな」と命じられても、

頑張った方がいいのだ。

 

仕事に限らず、

いろんなことを頑張った方がいい。

 

うまくいってもいかなくても、

それが人生のマイルストーンとなるから、


転がり込んできたものではない、

頑張って掴み取ったもの、


それが頑張る正しさの「証明」になる。

そして歯をくいしばるための「原動力」になる。


新時代「令和」

 

あの時は頑張ったなぁ。

そんな経験を積み重ねて、

人生に彩りを与えるために、

 

生きていることを実感するために、

「生きること」を頑張る。

 

どれだけ馬鹿にされようと、

私は「令和」をそんな時代にしたい。