「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

自分の価値を信じるということ

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私は恋愛が苦手だ。

熱しにくいし行動を起こす勇気がない。


おまけに何の巡り合せか、

奇跡的にすれ違うことばかり、


そういう経験を積み重ねてしまうと、

「恋愛」という一側面に引っ張られて、

自分のすべてを信じられなくなってしまう。


「私の持っているもの」


コミュ力は高めで話題は豊富、

仕事でもそこそこの才気を発揮しているつもりだし、

交友関係は広い。

困っているときに助けてくれる仲間もいる。


新しいところに飛び込むことに面白みを感じられるし、

日々学びを怠らない。


健康のために体を鍛えていて、

脱いでも恥ずかしくない程度には仕上がっている。


人の機微に敏感で、

それを思いやった行動ができる。


動物や子供と心を通わせることができる純粋さと、

論理的に物事を判断する強かさを併せ持つ、


「誠実」という軸があり、

そこから大きく逸れた行動は自制している。


なんとまぁ、

これだけの魅力がある。


私って悪くない。


「超人」

ルサンチマンからの自己超克


こんなことばかりを書いていると、

ニーチェのように発狂してしまいそうだけれども、

「自分で自分を認めてあげる」って、

とても大事なこと、


私って意外とモテ体質、

普通に生きているだけで、

年に一人や二人からは言い寄られる。


だけれども受け止めるこちら側の問題、

いつだって気持ちを温めている間にうまくいかなくなる。


だから私はそう悪くはない。

「恋愛」だってちゃんとできる。

女性からだって選ばれている。


そう自分に言い聞かせて、

不安を遠ざける。


「自分は誰よりも自分をわかっている」


自分のことを好きになれないと、

自分を好きになってくれた人のことを信じられない。


だから、

自分が嫌いになるようなことはしないで、

それでもうまく行かなかったら仕方がない。


「自分で自分の価値を信じること」


それが始まりで、

それが終わりでもある。

 

 

気になる彼女と連絡が取れない。


忙しいのはわかるけれど、

不安は募る。


「好き」の気持ちって、

なんでこう、

いつもうまくいかないのだろう。