「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

生活を整えた先にあるもの

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このごろ体調が良くないし、

精神衛生も最悪なものだから、

とにかく生活を整えて健康的な生活を送っている。


寝る時間と起きる時間は決まっているし、

睡眠時間を十分に確保、


適度なトレーニングをしながら、禁欲を続けて、

気がつくとしばらくアルコールを断っている。


朝のコーヒーを止めてカフェインを減らし、

21時以降は食べ物を口にしない。

毎日、湯船に使って読書、


朝食は軽く済ませて、

15時間くらいはほぼ断食をする、

プチリーンゲインズを取り入れている。


とても整った生活、

これでもかというくらいに、


それでも体調が良くない。

失恋の痛みはなかなか去ってはくれないのだ。


体重は3キロ落ちた。

もしかして何かの病気かなと思ってしまう。

ただの夏バテならばいいけれど、


生活を整えたって、

気持ちの方は整わない。


加えて向き合いたくないものと向き合って、

がむしゃらに動いている。


これを続けるしかないのかな。


夜になると不安が襲ってくるから、

毎日夜中に目が覚める。


私の中の「不安」は、

私に何かを訴えかけているのかもしれない。


毎日、嫌になるほど陽の光を浴びているけれども、

心に火は灯らない。


体調が優れないものだから、

冒険をする気にもなれない。


せっかくの夏なのに、

元気が出ないのだ。


「夏が好き」


そう言って楽しそうに笑う女性に会った。

海辺で花火をするらしい。

その無邪気さは素敵だなと思ったけれど、

心を振り切ることができない。


夏の魔物にほだされて、

私の心にも火がつかないものかな。


心が湿っているから、

つけようにも火がつかないのだ。


まずは涙を枯らして、

心を乾燥させないといけないのかな。

 

湿っている。

だから火がつかない。

生活を整えるだけでは心は乾かないのだ。


きっと生活を整えながら、

やらなければならないことがあるのだろう。


それはきっと、

とても大事なこと、


まずは散らかりすぎた私の心を整理整頓したい。

先にばかり進んでいて、

置いてきぼりの心をそろそろ迎えに行ってあげないと、

 

気の多い男はモテるようで最後は破滅するのだ。

そういう風にできている。

女にはうまくできても、男にはできない。

 

「二兎追うものは一兎も得ず」

 

世の中は男に対して厳しい。

不器用な男に対しては特に、

 

今日も朝からお腹が痛い。