熱帯夜

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真夜中に体の火照りがおさまらない。

色情によるものではない。

自律神経がバカになっているのだ。


ふと目覚めると、

喉が渇いている。

カラカラに渇いている。


重たい頭を持ち上げて、

キッチンに向かい、

水を注ぐ。


その音を聞きながら、

ふと思う。


「心もカラカラだな」

 

湿り気はない。

乾ききっているのだ。


「今頃あの子は何をしているのだろう?」

そんなおセンチな感情も湧いてこない。


ようやく心が乾いてくれたのだと実感、


湿った心を乾かしてあげないと、

次の恋の火はつかないのだ。


back number『そのドレスちょっと待った』

ここのところよく聞く好きな曲、


もう終わったことなのに、

男はバカだからいつまでも引きずって、

いつまでもおセンチな気分に浸って、

「いい男」ぶるのだろう。


過去の恋愛は過去の栄光、

だから自信のない人ほどそれにすがって、

先に進むことをためらう。


眠れない夜のお供、

そんな音楽たち、

それに救われているのかもしれないな。


寝苦しい夜が続く。

そんな時は外に出てみて、

月でも眺めながら「いい男」ぶる。

 

そんなことをしていると、

自尊感情の回復には、

少しばかりの効果があるのかもしれない。


心は乾いたばかり、

次に火がつくまでは、

まだまだ時間がかかるかもしれない。


だけれども、

誰かと歩みを進めたい。


そう思うから、

誰かを選んでみようと思う。

もちろんお相手にもそのつもりがあればだけれども、


今はまだ気持ちのない相手といっしょに、

将来への歩みを進めてみる。


それって、

不誠実なことなのかな。

 

この人のカバーカッコいい。