実は最近あまり性欲が湧いてこない。
機能に問題があるわけではないようだけれども、
とても反応が鈍いのだ。
メンタルの問題か、
なにかの病気なのかはわからない。
自分の中に感じる奇妙な変化、
男であることに疲弊しきってしまって、
それを手放したいのかもしれない。
あまり経験のない状況なものだから、
その先にあるものについて考えてみる。
男は馬鹿だから、
恋愛をする原動力の大半は性欲に起因するもの、
それを手放してみたときに何が残るのか。
少なくとも今の私には何も残らない。
「何であそこまで疲弊して婚活をしていたのだろう」
そんな感情がまっさきに顔を出す。
結局は性欲に突き動かされて、
体を重ねる経験をしたくて、
頑張っていただけなのかな。
だから脳がそれを強制的にダウンさせることで、
私の行動を抑制しようとしているのかもしれない。
「これ以上頑張らなくていいよ」って、
だけれども悲観する必要はない。
こうなった先に見えるものが真実、
私は女性のことを、
「コンプレックスを解消するための道具」
そういう目で見ていたのだ。
これまでに会った、
私を「不安を解消するための道具」にしてきた、
嫌いなクソ女たちと何ら変わらない。
「人のことを道具として見てしまう」
その弱さからの脱却、
それがここ1年くらいのテーマだったけれど、
結局は「誠実」を装った狼、
「男は狼なのよ。気をつけなさい。」
草食の権化のような私ですらそうなのだ。
きっとそれは当たっているのだろう。
結局「正常な」男は性欲から逃れられないのか。
だからこそコスパが悪くたって、
そういうサービスがなくならないのだろうな。
「男であるために」
その象徴が「性欲」なのかもしれない。
だけれどもそれって、
男がそう思っているだけのもの、
女性から見たらそれって、
大して重要なものではないのかもしれない。
ということは、
それを手放したところで、
婚活には大して影響はないのかもな。
自分のモチベーションの問題、
性欲がなければできない婚活なんて、
お相手に対して「失礼」以外の何物でもない。
少なくとも私は「イマ」だけは、
ニュートラルな目で女性を見ることができている。
これがこの先どうなるかはわからないけれど、
この視点を大事にしたい。
大事なものが見えてくる気がするから、