「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

性欲を手放した先に残るもの

f:id:tureture30:20190823063306j:image

 

実は最近あまり性欲が湧いてこない。


機能に問題があるわけではないようだけれども、

とても反応が鈍いのだ。


メンタルの問題か、

なにかの病気なのかはわからない。


自分の中に感じる奇妙な変化、


男であることに疲弊しきってしまって、

それを手放したいのかもしれない。


あまり経験のない状況なものだから、

その先にあるものについて考えてみる。


男は馬鹿だから、

恋愛をする原動力の大半は性欲に起因するもの、

それを手放してみたときに何が残るのか。


少なくとも今の私には何も残らない。


「何であそこまで疲弊して婚活をしていたのだろう」

そんな感情がまっさきに顔を出す。


結局は性欲に突き動かされて、

体を重ねる経験をしたくて、

頑張っていただけなのかな。


だから脳がそれを強制的にダウンさせることで、

私の行動を抑制しようとしているのかもしれない。


「これ以上頑張らなくていいよ」って、


だけれども悲観する必要はない。

こうなった先に見えるものが真実、


私は女性のことを、

「コンプレックスを解消するための道具」

そういう目で見ていたのだ。


これまでに会った、

私を「不安を解消するための道具」にしてきた、

嫌いなクソ女たちと何ら変わらない。


「人のことを道具として見てしまう」


その弱さからの脱却、

それがここ1年くらいのテーマだったけれど、

結局は「誠実」を装った狼、


「男は狼なのよ。気をつけなさい。」


草食の権化のような私ですらそうなのだ。

きっとそれは当たっているのだろう。


結局「正常な」男は性欲から逃れられないのか。


だからこそコスパが悪くたって、

そういうサービスがなくならないのだろうな。


「男であるために」


その象徴が「性欲」なのかもしれない。


だけれどもそれって、

男がそう思っているだけのもの、


女性から見たらそれって、

大して重要なものではないのかもしれない。


ということは、

それを手放したところで、

婚活には大して影響はないのかもな。


自分のモチベーションの問題、


性欲がなければできない婚活なんて、

お相手に対して「失礼」以外の何物でもない。


少なくとも私は「イマ」だけは、

ニュートラルな目で女性を見ることができている。


これがこの先どうなるかはわからないけれど、

この視点を大事にしたい。


大事なものが見えてくる気がするから、