私の中でお相手に求める条件が3つある。
1つは「人として尊敬できること」
2つ目は「居心地がいいこと」
そして最後に「生理的に無理ではない容姿であること」
どれも私にしかわからない感覚的なこと、
特に3つ目なんて私にも基準はわからなかった。
だけれども少しわかったことがある。
品のない話になるけれども、
単純に「したい」と思えるかどうか。
本能的な感覚、
体を重ねたいと思えるかどうか。
それは女性から見ても同じなのかもしれない。
男は生物学的にはノーリスクだから、
「ヤレる」までハードルを下げれば、
同世代で無理ということはあまりないのかもしれない。
だけれども「したい」となると、
結構ハードルは上がる。
私の基準はそこなのかもしれない。
少し前から記事にもしているけれども、
「不誠実な選択」云々で頭を悩ませている。
その原因は今会っているお相手が、
「したい」のハードルを越えていないからなのだ。
だからこその不誠実、
相手にとってはもちろん自分にも、
恋愛に疲れてしまって、
何か結果が欲しいから、
とりあえず関係を先に進めたいって、
それだけのことなのかもしれない。
こんな一度も経験をしていない私が、
そういう基準で相手を選ぶなんて、
なんだかとても失礼だけれども、
そういうことなんだろうなと思った。
変にこじらせているから、
そういうところで神経質になる。
逆で神経質だからこじらせているのかもしれないけれど、
なんだかなぁ。
言語化してみると、
ひどく陳腐に思えてくる。
結局は愛だの恋だのって、
綺麗にまとめようとしても、
そんな単純なこと、
こういうのって、
同じ時を重ねれば気持ちが変わるものなのかな。
それとも結婚という目的を果たすためならば、
こういう気持ちは必要ないのかな。
なんだかわからなくなる。
少なくとも今の私の気持ちは不誠実、
相手にも自分にも、
それだけは確かなこと、
さてどうしよう。
脈はありそうなんだけれども、
次のお約束をしてもいいものなのかな。
そんな気持ちのまま関係を進めてもいいものなのかな。
やはり、
心惹かれる人との出会いを待つべきなのかな。
「とりあえず」
だなんて割り切れない。
割り切れるならば、
この年まで童貞をこじらせてなんていない。
ちゃんとした恋愛がしたいな。
全身全霊で向き合えるような、
そんな相手ともう一度、
巡り会いたい。
こんな歳になってもそんなことを考えている。
だから私は童貞なのだ。