「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

生理的に無理ではない容姿の基準

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私の中でお相手に求める条件が3つある。


1つは「人として尊敬できること」

2つ目は「居心地がいいこと」

そして最後に「生理的に無理ではない容姿であること」


どれも私にしかわからない感覚的なこと、

特に3つ目なんて私にも基準はわからなかった。


だけれども少しわかったことがある。


品のない話になるけれども、

単純に「したい」と思えるかどうか。


本能的な感覚、

体を重ねたいと思えるかどうか。

それは女性から見ても同じなのかもしれない。


男は生物学的にはノーリスクだから、

「ヤレる」までハードルを下げれば、

同世代で無理ということはあまりないのかもしれない。


だけれども「したい」となると、

結構ハードルは上がる。

私の基準はそこなのかもしれない。

 

少し前から記事にもしているけれども、

「不誠実な選択」云々で頭を悩ませている。

その原因は今会っているお相手が、

「したい」のハードルを越えていないからなのだ。


だからこその不誠実、

相手にとってはもちろん自分にも、


恋愛に疲れてしまって、

何か結果が欲しいから、

とりあえず関係を先に進めたいって、

それだけのことなのかもしれない。


こんな一度も経験をしていない私が、

そういう基準で相手を選ぶなんて、

なんだかとても失礼だけれども、

そういうことなんだろうなと思った。


変にこじらせているから、

そういうところで神経質になる。


逆で神経質だからこじらせているのかもしれないけれど、


なんだかなぁ。

言語化してみると、

ひどく陳腐に思えてくる。


結局は愛だの恋だのって、

綺麗にまとめようとしても、

そんな単純なこと、


こういうのって、

同じ時を重ねれば気持ちが変わるものなのかな。


それとも結婚という目的を果たすためならば、

こういう気持ちは必要ないのかな。

なんだかわからなくなる。


少なくとも今の私の気持ちは不誠実、

相手にも自分にも、


それだけは確かなこと、


さてどうしよう。

脈はありそうなんだけれども、

次のお約束をしてもいいものなのかな。

そんな気持ちのまま関係を進めてもいいものなのかな。


やはり、

心惹かれる人との出会いを待つべきなのかな。


「とりあえず」

だなんて割り切れない。


割り切れるならば、

この年まで童貞をこじらせてなんていない。


ちゃんとした恋愛がしたいな。


全身全霊で向き合えるような、

そんな相手ともう一度、

巡り会いたい。

 

こんな歳になってもそんなことを考えている。

だから私は童貞なのだ。