頑張っていないと不安になる。
ありのままの自分を受け入れることができていないから、
だから頑張りすぎて心と体を壊してしまう。
そんなことになっても、
それでも頑張ろうとする。
そうして動けなくなる。
「明るい将来の見通しがありますか?」
そういった質問に対して、
日本の若者の「いいえ」と答える割合は、
先進国の中で圧倒的に多いらしい。
希望を見いだせない。
絶望する若者たち、
たしかそういうタイトルの本があったな。
いや、逆か。
『絶望の国の幸福な若者たち』
敢えて聞かれたら「いいえ」と答えるけれど、
絶望の中でもそれなりに楽しく生きているようだ。
私もそうなのかもしれないな。
求めるものが手に入らないもどかしさはあるけれど、
少なくとも恵まれている側面はある。
それも少なくはない。
不安がなくなることが不安だから、
自分で不安を作り出す。
「努力していないと気がすまない」
だけれども、
自分自身が作り出した不安に右往左往して、
なんだか滑稽に映る。
自作自演、
人生の主人公は自分自身だけれども、
何も悲劇を気取る必要はない。
冴えない演出が続いても、
最後はハッピーエンド、
そっちのほうが良いでしょ。
映える必要なんてない。
青空に流れる雲でも眺めながら、
「今日も平和だな」って、
そうやって過ごす休日があっても良い。
変に思考が偏った人たちとばかり触れる機会が多いから、
なんだか色々なことがどうでも良くなってくる。
そんなめんどくさいことにこだわって、
「世間一般で言う幸せ」ってものを遠ざけて、
自分の世界を作り出す生き方があっても良い。
だけれども私は、
「世間一般で言う幸せ」が欲しいのだ。
まずは体調を整えて、
健康になって、
私にとっての世界で一番素敵な伴侶を見つけたい。
もはや年齢は気にしても仕方がない。
こういうのって焦ったところでいい結果は生まない。
やるだけのことはやったから、
あとは「縁」の話、
なければ仕方がない。
その中で幸せを探せばいい。
あっても浮足立たずに、
二人にとっての幸せを探せばいい。
どんな状況でも、
「幸せ」って思える。
そういう自分を作ることができれば、
人生の課題のほとんどはクリアしたようなもの、
そのためには、
いっぱい辛くて苦しい思いをしないといけない。
だからこうして、
必死で生きているんだよな。