軽減税率とキャッシュレス化に思うこと

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消費税が上がったから、

久々に時事問題を取り上げる。


なんだかキャッシュレスにしないと損するような空気、

もともとSuicaを使っていたけれどPayPayまで始めることに、


ローソンで買い物をしてみると、

確かに割引されていた。


600円くらいの買い物をして、

お店から12円とPayPayから9円、

なるほど、これで増税分はチャラになるのか。


「せせこましいなぁ」


そう思った。

こうやって日本人全体がせせこましくなってしまうのかな。


人は損することを嫌うから、

キャッシュレス化というおやつにつられて、

「損をしていない」ってことに飼いならされてしまうのかな。


でも結局は税金の使い道を見直して、

消費増税をしなければよかっただけの話、


消費増税をして増える見込みの税収よりも、

軽減税率によって複雑になった税金の管理費のほうが上回るとか言う話まで聞こえてくる。

エビデンスはないです。


税金を上げたのにむしろマイナス、

それが事実だとしたら、

どこの企業でもこんな愚策は行わないだろう。


ところがメリットが一つ、

国として軽減税率導入の足がかりを手に入れたこと、


はじめはマイナスでしかなくても、

運用改善されて管理費を圧縮、

今は食料品だけだけど、

制度を広げて有効に使えれば悪くはない。


他の国ではやっているっていうけれど、

他の国ではもっと税率を細かく分けているんでしょ。

これを足がかりに日本でもそうすればいい。

 

増税という対価を支払って、

日本国民は軽減税率というシステムを買ったのだ。

有効に使わなければただの銭失い。


批判はたくさんあるけれど、

まずは国として「軽減税率」を始めた。

そのことは今後に繋がるはず、

否、繋げないといけない。


ここで終わったらただ天下りポストを作るため、

そういう軽減税率になってしまう。


消費税がいくら取られているって、

税率が決まっているから気になるけれど、

少しずつ気にならなくなってくる。


今はレシートをチェックして、

「ほうほう軽減されているな」と楽しんでいるけれど、

そのうち8%だろうが10%だろうがチェックしなくなる。


「消費税ってそういうもの」

 

そういう感覚になっていって、

きっと行く行くは気にしなくなるのだから、

細かく分けたところで批判は最初だけ、

 

だからこそ、

取る方は多くの国民が納得できるような取り方をして欲しい。

 

光熱費は軽減されないのに、

紙の新聞代は軽減されるとか、

利権以外の何者でもない。


そのうち誰も消費税をチェックしなくなるよ。

所得税や住民税だってそう。

そうやって知らないうちにたくさん取られている。


だから政治をやる人が庶民感覚をしっかりと持ってくれないと、

いくら暮らしを良くしようと努力してくれても良くなんてならない。

志のある人だっていると思うんだけれども、


議員って、

「税金の使い道を決める」のが主なお仕事のはず、

人脈作って将来に備えようが野心を持とうが別に構わないけれど、

「お仕事」だけはしっかりしてもらわないと、


ひっそりと10月で最低賃金が上がったらしい。

最低賃金で働く人の収入が増えたところで消費喚起につながらない。

貯めている人が使うようにならないと、


それどころか消費は増えないのに、

サービスや商品は値上げされる。

 

それも大抵は実費以上の便乗値上げ、

すでに至るところで起こり始めている。

目につくだけでも宅配弁当や調味料、ヨーグルトに整体まで、


デフレどころかスタグフレーション

最低賃金より多い賃金で働く人の賃金上昇は鈍化、

さらに物価が上がるから消費も鈍化、

そして人件費を抑えるために雇用を減らす。

一度上げた物価は簡単には下がらない。

アルバイトのハイパーアルバイト化、

仕事ができないと雇ってもらえなくなる。

すぐに首になる。

そして生活保護受給者が増える。

 

誰も得をしないのだ。


これが負のスパイラルというやつか。

経済は一体どうなってしまうのだろう。


将来に明るい見通しが立たない。

だからお金を貯める。


そういうことが板につくから、

どんどんせせこましくなる。


ドンと自由にお金を使えるくらいには、

器を大きくしたい。

 

税金を払っている以上は、

国民は国の出資者、

経営に口出しをするくらいの権利はある。

 

環境に振り回されても仕方がないけれど、

「やるべきお仕事はきっちりとやってもらう」

そういう目だけは、国民が持ち続けないといけない。