後輩の話、
最近は月に1度くらいしか会っていない。
お互いに気持ちがあるのかもわからない。
決断を急かすと彼女のほうが癇癪を起こす。
そんな状況なのだけれども、
お互いがお年頃だし、
始まりは結婚前提のお付き合いだったから、
とりあえずは両家に挨拶をするみたい。
二人の間で先のことは決まっていないのに、
挨拶される方も困らないのかな。
私は彼女とも何度か会っていて、
印象では悪い感じはしないのだけれども、
後輩の話を聞くとどうにも煮え切らない。
他の男ともよく遊んでいるようだし、
オープンにしているのでどこまで本気かわからないけれど、
紹介してもらうことまであるらしい。
とりあえずキープしているような感じなのだ。
誰に相談しても「やめたら?」
そういう答えが返ってくる。
だけれども後輩くん、
「決めたことなので自分から振るつもりはない」とのこと、
彼女は彼女で、
嫌なことがあると別れ話を盾にして、
フラレることを待っている節がある。
なんだか意地で結婚までこぎつける努力をしているみたい。
こういうのって、
すんなりと行かなかったらダメなんじゃないかな。
あとは二人の問題なのでとやかく言っても仕方がないけれど、
付き合ったら付き合ったで大変みたいだな。
「現実」が「二人の世界」を壊してからが勝負なのだろう。
先が思いやられる。
どうしてこんなに苦労してまで、
結婚したいのだろう。
したらしたで、
また別の苦労が待っているのだろうし、
「コスパを考えたら結婚なんてしないほうが良い」
あるブロガーさんの言葉、
だけれども、
「好きでそのままの関係じゃいられないから結婚するんでしょ」
そう続く。
結局はそうあるべきなのだろう。
私の恋心はもう燃え尽きてしまって、
もはや炭になってしまっているのかもしれないな。
それならば、
無理に結婚しようとしても無駄かもしれない。
「結婚」が目的になってしまったら、
その先の生活はどうなるの?
とても続くとは思えない。
「現状維持」
意地を張らずに現状維持、
もう一度がむしゃらに動くような気力はない。
そうやって落ち着いて、
どんどん結婚というやつは遠のくのだろう。
炭になってしまったのならば仕方がないか。
それでも形を維持しているだけまだマシか。
本当に燃え尽きてしまうまでに、
チャンスはもう一度くらいあるのかな。