なんとも呆気ないものなのだなぁ。
もともと小さかったけれど、
もっと小さくなってしまった。
大好きだったご飯とおもちゃ、
それにお花に囲まれて、
命だけではなく体も逝ってしまったのだなぁ。
またも24日、
私の転機は月の24日ばかりに起こる。
不思議な巡り合わせ、
まだしばらくは思い出してしまうかな。
ふとした時にいつもは飛んで来るはずのあの子が来ないことの寂しさ、
それを思い出しては悲しみがこみ上げてくる。
写真をたくさん撮っていた。
携帯の待ち受けもあの子、
すぐに変えるのも忍びないから、
しばらくはこのままかな。
時の流れと共に受け入れて、
時の流れと共にいないことが当たり前になっていく。
その存在を覚えている限りは、
私の中で生き続けるのかな。
その小さな体で精一杯生きる姿を見せてくれて、
色んなものをくれたから、
最後の最後まで命を燃やして、
最後の最後まで一生懸命に、
生きていたんだよな。
ありがとう。
気まぐれで自由な子だったけれど、
おねだりの時は辛抱強かった。
だから私が幸せになるには、
まだまだ時間がかかるかもしれないけれど、
辛抱強く見守っていてね。
もしも将来、
新しい命を授かることになったならば、
そうしたらまたうちに生まれてきてくれるのかな。
それはわからないけれど、
どこかで知らないうちにまた会えるのかもしれないね。
ありがとう。
本当にありがとう。
また会う日まで、
さようなら、