人は自由なんて求めていない

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「人類が柵を作るようになった時に文明が生まれた」

ジャン・ジャック・ルソーの言葉、


これは誰の所有物でどこに権利がある。

そうやってルールを作ることで、

安心を得ると同時に不自由を手にする。


法に守られるためには、

法を守らなければならない。


本当に自由な世界に放り出されたら、

きっと途方に暮れてしまうだろう。


「だから人は自由なんて求めていない。

私だってそう。

限度はあるけれどもね」


村上春樹海辺のカフカ』でのワンシーン、


「やることがない」


忙しいよりも、

人は必要とされないことに耐えられない。


だから忙しいアピールをするし、

有能であるかのように見せたがる。


何かに縛られていたいのだ。


仕事だったり家庭だったり、

何かに身を委ねて、

何かに所属していることに安心する。

そこに役割があることに、


自由ってことは、

自分の存在意義を自分で見出す強さが必要、


誰から認められなくても、

何に所属していなくても、

自分で自分の価値を信じられる。


そういう強さが必要、


だから自由じゃなくてもいい。

否、自由過ぎなくてもいい。

 

年をとって経験を積み重ねると、

何でもかんでも自分でコントロールしようとして、

何かに身を委ねられなくなってくる。

 

どうしょうもないことはどうしようもないのだ。

そのことを受け入れることも強さ、

 

器を大きくするためには、

意見が合わない人をも味方にしていく強さが必要なのかな。

 

自由過ぎても大きく育たない。

不自由な中でも輝くことができる。

そういうものって必要、

 

両手が塞がっていたものだから、

今はいろいろなものを手放す時期なのかな。

 

そうすることで持ち方を変えて、

もう少したくさんのものを持てるようになる。

 

無理のできない体になってしまったから、

多くの物を抱えるには持ち方を工夫しないといけない。

 

まだまだやれる。

できないことは増えるけれど、

返ってやりたいことは明確になる。

 

そうやってみんな年をとっていくのかな。