自分のこと、
本当に嫌気が差す。
何年も前の裏切りを許せない。
それどころか日に日に憎しみが増していく。
このままだと手遅れになる。
うまくいかないことを全部、
嫌いなあの子のせいにして、
どんどん積み重ねては勝手に憎しみに変えて、
そうやって醜くなる一方、
誰かのせいにして、
楽になろうとしているだけ、
なんとも浅はかで、
器が小さくて、
惨めな男なのだろう。
相手を探すどころではなく、
まずはそこを解決しないといけないんじゃないのかな。
そうじゃないと、
うまくいかないことがある度に、
その不満を重ねるべきではないところに重ね続けてしまう。
甘えているだけ、
被害以上に被害者ヅラして、
前に進んでいるようで進んでいない。
「恋愛」
弱点を攻められたものだから、
取り繕うのに躍起になる。
「なんともないですよ」って、
そんな姿を装ったって心はボロボロなのに、
相手を許せない。
それもあるだろうけれど、
理想から離れ続ける自分を許せない。
このイライラの正体は、
きっとそういう事、
自分のために「許す」
頭ではわかっているけれど、
そのためには何をすればいいのかな。
このままだと心が壊れてしまう。
「なるべく関わらない」
そういう選択肢を選び続けてきたけれど、
それでは何も進まない。
全く関わらないようにはなれない関係、
少し同じ空間で時を過ごしただけで、
一日中イライラが止まらない。
日常生活にまで支障が出る。
すごい威力だ。
どうにかしてやり過ごせるようにならないと、
この苦しみから逃れたくて始めたブログ、
1年半が経過したけれど、
結局は元に戻ってしまった。
それも状況は始めたときよりも悪くなった。
後悔って、
いつだって後になってからするもの、
プライドを捨てて勇気を出すことができたならば、
1年半前ならまだ間に合ったかもしれないのに、
もう手遅れ、
あの子は他の人と一緒になってしまったのだから、
それもよく知っている人と、
そんな姿を見せつけられて、
苦しい。
救われたい。
この苦しみから、
どうしたら逃れられるのだろう。
映画『茄子 アンダルシアの夏』
それが同じようなテーマだった。
付き合っていた彼女とすれ違い、
その彼女は自分の兄と結婚した。
主人公はそれを原動力に、
自転車レースで優勝する。
原動力に変えられたらな。
がむしゃらに動いてきたけれど、
婚活は結果が出ないどころか、
傷が増えるだけで終わった。
わかったことは、
自分の理想が高すぎるってこと、
あの子への気持ちなど残っていない。
もはやただの執着だ。
単純に容姿が良かったものだから、
それを逃したことに固執しているだけ、
「自分が許せない」
結局は相手を条件で見ているのだ。
自分を飾る装飾品と同じような感覚で、
そういう弱さを克服できない。
どうしたらいいのかな。
もはや自分の「好き」を信じられない。
性格なんてすぐにはわからない。
若くて可愛くて、
おまけに胸が大きければ何でもいいのかな。
結局は容姿ばかりにこだわってしまう。
私の「好き」ってなんなのだろう。