「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

婚活の目的

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写真は一瞬を写し撮る。

その時の緊張や喜びを、

小さな四角い空間に閉じ込めて、

 


長い時間の中から、

ほんの一部だけを切り取った姿、

それがいつものその人とは限らない。

 


人の心は一瞬一瞬変わり続けている。

目まぐるしいほどに、

 


色んな表情があり、

色んな感情があり、

そして色んな環境がある。

 


ある場所では生き生きとしていても、

ある場所では暗くふさぎ込む。

 


ある人の前では明るく振る舞っても、

ある人のことは冷たくあしらう。

 


その時々でペルソナを使い分けて、

「自分」というものを演出する。

 


人生は劇だって言うけれど、

まさにそのとおりだ。

 

 

いつだって、

誰だって、

演じながら生きている。

 


「自分は何者なのか」

「自分の居場所はどこなのか」

 


それを問い続けることが人生なのかもしれない。

 


「加工はしてないよ。いい角度で撮っただけだから」

「何年か前の写真かな。私であることに変わりはないでしょ」

 


「写真詐欺ではない」

相手探しに躍起になるあまり、

そう主張する乙女たち、

 


そんなことをしたって、

会ってから傷つくだけだよ。

 


男は単純だから、

十中八九は容姿に期待して会う。

よほどでなければ、

性格は後からついてくるものなのだ。

 


「男だって加工しているでしょ」

 


男はきっと、

会ってからの話術とかで逆転できるのだ。

だけれども女性は無理、

それほど男は視覚に頼って生きている。

 


「写真と見た目が違う」

 


その一点が決勝点、

もちろん良い意味で違うのであれば話は別だけど、

 


何が書きたかったのかわからなくなってきたな。

 


「結局は会ってみないとわからない」

 


そうだ。

それが書きたかったのか。

 


会ってみても心の内なんてわからないのだけれど、

 


婚活って、

いっしょに幸せになる相手を見つけるためにするのかな。

 


それとも…

条件のいい異性を囲い込むためにするのかな。

 


すればするほどわからなくなる。