「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

浮気相手との間にできた子供を堕ろさせて自分の元に帰ってきてほしいと思うほどどうしようもない気持ちが真実の愛

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ドラマ『G線上のあなたと私』

その最初の1話で出てきた言葉、


このドラマ、

私は波瑠さんが苦手なので、

ずっと寝かせておいたけれども、

1話を見てみるとどうやら面白そう。


断っておくと、

波瑠さんが苦手な理由は、

別に容姿がどうとかではない。


ドラマ『あなたのことはそれほど』で、

2番目に好きな人と結婚した挙げ句に、

1番好きな人と運命的に再会するやいなや不倫に走り、

罪悪感の欠片も見えないサイコパス女、


その役柄があまりにも生理的に無理で、

演じた波瑠さんまで苦手になってしまったのだ。


話を戻そう。


平たく言えば、

「若さゆえにこういうことが言えるのだろうな」

そういう感想、


だけれども、

若さゆえに夾雑物抜きにして真実を直視しているとも言える。


恋に落ちた人ならば、

最初の恋は誰だって、

結ばれるかどうかは別としても、

たまらなく好きになった相手がいて、

苦しくて切ない経験をしてきたはず、


それでは体が持たないし、

心に耐性ができてしまうから、

あまり心が震えなくなる。


きっとそういうもの、


婚活を経ての結婚って、

そのほとんどは条件で選び選ばれている。


「結婚すること」

それが目的だからだ。


「本当に恋愛で傷ついたならば、

人の恋愛を茶化すことなんて出来ないはず」


タイトルの言葉もそうだけど、

この言葉にもなんだかグッと来た。


「いいね」

そんな軽いノリで縁を結んで、


「違うかも」

そんな軽いノリで人を切る。


婚活ってその繰り返し、


だけれども相手は軽いノリではないかもしれない。


実際に本気の言葉を伝えたことがあるし、

伝えられたこともある。


これが違う場の出会いならば、

「今はそういう時期じゃない」だとか、

「他に相手がいて」だとか、

そういうこともあるけれど、


婚活をしているってことは、

「あなたは私のおメガネに適いませんでした」


断られるってそういうこと、

しかもお互いが複数のチャンスを伺っているというおまけ付き、


そこまでして結婚したいのかな。

結婚しないと幸せになれないのかな。


中川大志くんの言葉にグッと来ちゃうんだもの、

どう考えても私は「婚活」ってやつには向いていない。


女性と会うことになった。


やり取りをするためにやり取りをしながら、

その日までの時間を潰す。


「気持ちを温める」ではない。

「時間を潰す」なのだ。


本当に不誠実だよな。

気持ちのない相手に気持ちがあるように見せることって、

向こうも同じなのかもしれないけれど、


「会うまではわからない」

それだけが救い。


一度会ってしまったら、

どうしようもなく心惹かれて、

「真実の愛」に目覚める可能性がゼロではないのだから、


どうせ当てはない。


限りなく低い、

その可能性に懸けてみることにしよう。