今年も残すところ20日となった。
6月24日から7月24日まで、
その1ヶ月間だけは報われそうな恋をしていたものだから、
幸せな期間だった。
だけれども、
それ以外はずっと苦しんだ。
苦しんで苦しんで苦しみ抜いたな。
それも少し落ち着いて、
今はなんだか空っぽな期間、
体だけは忙しい。
次から次へと予定は埋まっていく。
割といいことが続く12月なのに、
何をしていても作業のようにこなすだけで、
何をしようとしても気力はあまり湧かない。
「カタチだけ」
そうやって生きている。
苦しい期間はいつまで続くのだろうな。
もう苦しむことにも疲れてしまった。
これまで築き上げてきた価値観から、
自分を作り変えるってとても大変なこと、
ドラマ『同期のサクラ』
「私には夢があります。ふるさとの島に橋をかけることです。」
まっすぐに不器用に生きてきた人ほど、
生き方を変えることは難しい。
そのためには空っぽな期間が必要なのかもしれない。
「許せない」
私の苦しみの原因はおそらくそこにある。
わかってはいるけれども許せないものは許せない。
早く私の目の前から消えてくれないかな。
そんな事ばかり考えている。
そのたびに醜くなって、
自分を嫌いになって、
自分で自分を傷つけて、
相手を責め続けていれば、
自己嫌悪に陥らなくて済む。
そうやってかろうじて自分を保っているのだ。
空っぽの期間を経て、
気がついたら笑って許しているような、
そんな自分に変わっていないかな。
そんな都合のいいことはない。
自分で何かを変えないといけないのだ。