結婚できない病

f:id:tureture30:20200105222543j:image

 

異性に幻想を抱いているうちに結婚した方がいい。

どんどん踏み出せなくなるから、


恋愛で傷つくほどに、

異性を敵視するようになる。


「どうせ」だとか、

「やっぱり」だとか、


そのうちに、

うまく行かないことに安心するようになる。

色々なものを捨てて、

一緒になる覚悟をしなくて済むから、


婚活を続けるほどに、

自尊感情を傷つけられている人ばかりを見かける。

もちろん私も含めてだけれども、


若ければそれほどでもないのかもしれない。


だけれどもいい歳をして婚活している人は、

それなりに傷を抱えて生きている。


だから異性にあまり期待をしていない。

どこか癒えない傷を隠すように見える。


「充実した生活」

そういうものを隠れ蓑にして、


「1人でも大丈夫なんだけどね」

まるでそう主張しているみたい。


先のことを考えて、

動かなければいけないから、

とりあえず動くのだ。


「婚活」って、

きっとそういうもの、


だから傷が浅いうちに、

まだ自尊感情が高いうちに、

大して後先も考えずに一緒になった方がいい。


考えれば考えるほどにこじらせて、

遅れれば遅れるほどに妥協出来なくなって、

「異性」という違う生き物を受け入れられなくなる。


1人でいる時間が長いほど、

抗体ができてしまうのだ。

だから異性に対してアレルギーが生じる。

花粉症と同じ原理、


「結婚できない病」


そのうちそういう病にかかる。


現実には存在しないような理想像を打ち立てて、

少しでも納得できなければ切り捨てる。


出会いを重ねているのに、

うまく行かなくなると、

どこかでホッと胸を撫で下ろす。


そんな理想にドンピシャの人など、

出会えるわけがないのだから、


処方薬は2つだけ、

「理想像を見直すこと」

「燃えるような恋の病にかかること」


妥協するか。

盲目になるか。


ナウシカのような女性が目の前に現れて、

私と恋に落ちることなどない。


それならば、

理想とは違う相手でも、

燃えるような恋に落ちてみたいものだ。


頭で考え過ぎるからいけない。

去年はそういう相手に出会えたのだ。


インフルエンザはゴメンだけれども、

「結婚できない病」でいるくらいならば、

「恋の病」にかかりたいものだ。


ある人が言っていた。


「結婚できない人生よりは、

結婚してうまく行かなかった人生の方がいい。

だから結婚することに決めた」


私もそう思う。

結婚をしてみた方がいい。

たとえうまくいかなかったとしても、


さて、

恋の病のウイルスは、

どこに蔓延しているのだろう。

 

周りは結婚ラッシュ、

ここも、あそこも、まさかのあの人まで、


私の周りにも、

感染者はたくさんいるようだけれども、

どういうことか私は感染しないようだ。


困ったことだ。

「恋の病」にまで抗体ができているのかもしれないな。

 

恋は雨上がりのように

原作を少し読んで気になっていたので映画を見た。

 

あんなに真っ直ぐに、

人を好きになることって、

これから先にあるのかな。

 

あんなに真っ直ぐに、

「好き」を伝えてくれる人って、

この世にいるのかな。

 

高校生の恋、

今更ながらそういうものに憧れる。