「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

これからのマネジメントのあり方

f:id:tureture30:20200121075309j:image

 

「権威」

その価値が薄れている。


「立場があるから優れている」

もはや失笑ものだ。


時代はどんどん進んでいる。

それと同時に社会の求めるものも変わっている。


シンギュラリティに近づき、

30年後には「平成」での変化よりも大きく、

社会は変わっていることだろう。


「学び」の効率化は進み、

得ようと思えば簡単に情報にアクセスできる。

1年間の重みが人によって何倍も変わる。


有意義な学生時代を積み重ねた優秀な人材、

ある一面では新入社員のほうが優れていることもザラにある。


「自分は何十年も社会人をしてきた」


その経験を否定するわけではないけれど、

だからといって若手よりも優れているとは限らないよ。


「優れている」


社会のものさしで判断すれば、

「継続的な視点で組織に利益をもたらす」

「世界に価値を提供する」

そんなところだろうか。


「利益」


価値が多様化するものだから、

個人がいくら優れたプレイヤーだとしても、

もたらす利益には限界がある。


「多様性」


これからの時代は、

それが組織の武器になる。


老若男女、

ニッチな趣味、

奇想天外な経験、

そこから得た情報、


そういうものを結集することで、

新たな価値が生まれる。


だからそれをチームから引き出して、

うまくまとめる力が求められる。


これからの「マネジメント」って、

そうあるべきなんじゃないかな。


日本は慣例に従うことが多い。

それが一番楽だから、


だけれども、

その慣例を変えることで、

効率が1%でも上がるのであれば、

きっとそれが競争力に直結するよ。


せわしいのは好きではないけれど仕方がない。


ビジネスにスピードが求められる時代、

少しの差が未来を分けるのだ。


だからみんなが忌憚なく「声を挙げられる環境」を作って、

そこから出た意見を「最も価値を生む形」にまとめて、

「この人が言うならば仕方がない」って思われるような振る舞いで、

チームのリソースを最大限に活かす。


そういうものを目指さなくてはならない。


「業務効率化を進めたら首にされた」


少し前にそんな記事があったけれど、

そういう組織は近いうちに淘汰される。


「今の若い人はかわいそう」


そう言う人がいるけれど、

そう言う人たちは「そう言う」だけ、

結局は自分が現役のうちを乗り越えれば良いのだ。

政治だってそう。


「継続的に利益をもたらす」


だから特に若者はそういう視点が大事、

多くの場合、上の人達はそんな事考えていないよ。


自分の身を守るためには、

力をつけないといけない。


「会社に利益をもたらす」対価として、

賃金を得るのだけれど、

その時間が自分の将来の利益につながるのか、

それをよくよく考えないといけない。


会社が人生の責任をとってくれる時代は終わったのだ。


会社員でも個人事業主

自分をブランディングすることを怠ってはならない。


どういう技術を身につけて、

どういう経験を積み重ねて、

どれくらい人脈を広げたのか。


年をとったときに大きく差がつく。


周りのこともそうだけれど、

自分で自分をマネジメントしないと、

誰も責任をとってはくれない。