「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

何もかもが陳腐に見えてしまう

f:id:tureture30:20200227063840j:image

 

何を守りたいのかもわからない政治、

自己評価を上げることに必死ないいわけ、

自分の不安を解消するために人を道具のように使う女、


この世界を構成するものの中で、

本当に必要なものってどれだけあるのだろう。


もちろんそれは、

「私」という単焦点から見た「世界」のこと、


それぞれに「世界」があって、

それぞれに価値観がある。


だから私の「世界」には不要でも、

誰かの「世界」には必要なもの、


そういうものは、

世の中にはたくさんあるのかな。


合理主義の弱点は、

排他的であること、


基準は「自分」なのだ。


「自分」が所属する組織だったり、

「自分」の利害関係だったり、

「自分」から見た相手の利害関係だったり、


「あなたにとってもこっちのほうがいいでしょ」

 

そうやって言いくるめようとするけれど、

そんなことはわからない。


あえて非効率な手段をとって、

残業代を稼いで年収を上げているのかもしれない。


人間関係を悪化させることで、

自身を追い込んで成長を促しているのかもしれない。


世間から「対応が遅い」と叩かれても、

それによって性癖を満たすドМなのかもしれない。


それぞれに「世界」があって、

それぞれに価値観がある。


所詮はそういうこと、


「自分」「自分」「自分」

 

なんとも身勝手な世界、


誰の目から見える世界も、

そう大きくは変わらないのかな。

 

誰の世界だって、

自分が主役なのかな。


私はおそらく合理主義者だ。

だから「不誠実さ」が許せない。


だけれども、

それは私から見た合理主義であって、

すべての人に当てはまるわけではない。

一見すると非合理に見えることを好む人もいるのだ。

 

だから相性の問題、


「陳腐に見えてしまう」


それだってきっとそう。

相性の問題だ。


ルールに縛られてばかりで、

自分らしさを発揮できないなんて嫌だ。


私は強くそう思う。


だけれども、

「ルールを順守すること」に命を懸ける人種もいる。

 

こればっかりは相性ってやつ、


私の世界から見て、

陳腐ではない魅力的な女性、

 

そして相手から見ても、

私が魅力的で陳腐に映らない。

 

そう感じてくれる人、


そういう人と出会えるのって、

針の穴に糸を通すようなものなのかな。


「自分の世界を固めすぎている」


何もかもが陳腐に見えるって、

そういうことなのかな。


何でもないことに笑い転げる。

この前遊んだ未就学の姪のそんな姿に感じる魅力、


自分の殻に閉じこもっていないで、

私も同じように笑い転げたいのかな。

 

何でもないことに、

思い切り笑い転げたいのかな。