荒ぶる季節の乙女どもよ。

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ここまで心を揺さぶられた作品は久々だ。

 

現在、私の求めているもの、

それに直球ど真ん中ストライクなのだろう。

痛みを感じるくらいに、

 

アニメ版を最後まで見た。


調べてみると原作者は、

「あの花」や「心が叫びたがっているんだ」の岡田麿里さん、


納得した。

この人はどんな素敵な青春を送ってきたのだろう。

それとも私と同じように青春をし続けているこじらせ系なのだろうか。

 

「青春爆発系」とでもいえばいいか。

「二度と戻らない理想の青春」

そういうものをとても上手に描く。


この作品は丁寧かつ情熱的に、

女子高生の恋模様を文学的に描く。

 

言葉の言い回し、構成や演出の緻密さは胸を締め付けるほど、

 

時には危うい描写で、

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文芸部の女子高生たち、

豊かな情緒を余すことなくぶちまける。


「二度と戻らない理想の青春」


異性を求めながらも、

異性とどう向き合ったらいいのかわからない。


その気持ちを抱えながら、

彼女たちは大事な「季節」を過ごす。


私にはこういう期間がすっぽりと抜けていたのだろう。

いや、抜けているどころか、

まだ経験していないのかもしれない。


この手の分野に対する私の発達は、

高校生と何ら変わらないのだ。


いまだに青春の中でもがき続けている悲しいおっさん、

それが私、


何度もチャンスはあった。


どこか一つでもうまくいっていたら、

ここまでこじらせることもなかったのかな。


今頃は同世代と同じように、

子育てに奮闘していたのかな。

 

だけれどもそれを考えても仕方がない。


最近よく感じること、


お互いを不器用にまっすぐに好き合える、

そんな恋愛にとても強く惹かれる。


まさに「青春もの」だ。


何度もすれ違ってうまくいかなくても、

ずっと一途にまっすぐに、

そうやって向き合ってくれる人、


同じようにこじらせている、

そんな素敵な女性っているのかな。


私が若い女性に惹かれる理由、

容姿のことだけではない。


きっと取り戻せない青春を、

少しでも取り戻したいのだ。


愛情と性欲の狭間に揺れる、

新しく生まれた感情に名前をつける。

「青春」って、

それに戸惑う大事な「季節」なのだ。


もう一度、

そこからやり直したいな。


だけれども、

いくら願ってもそれはもう叶わないこと、


人にはやるべきことをやる時期があって、

なんだかんだ人並みにそれを経験しておくべきなのだ。


私の今がこうなのは昔からの積み重ね、

するべき時にするべき努力をしてこなかったから、


もう遅いのかな。

やり直すことはできなくても、

少しでも取り返すことはできないのかな。


「婚活」


それは結婚のための活動だ。

それにはもう嫌気がさしてしまった。


少しでも青春を取り戻せるように、

痛いおっさんでも目指そうか。


とりあえず今できることは、

この手の作品に触れて感情を発散することかな。


自分の感情を誰かが作品にしてくれている。

そう思えるだけで人は救われるのだ。


「若い子がいい」


そうやっていつまでも青春を追いかける、

痛いおっさんのいっちょ出来上がりだ。


もう、結婚できなくても仕方がないかな。


私は大事な「青春」に、

尊大な正義感なんて無駄なものを振りかざして、

やるべきことをして来なかったのだ。


「いいひと」

「素敵なひと」

「優しいひと」

「誠実なひと」


そう言われながらフラれ続ける。

そんな出会いなんてもう一つもいらない。

 

いい加減、報われる恋がしたい。