「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ブログ開設2周年

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コツコツコツコツと、

積み重ねてきました。


状況を変えたくて始めたブログ、

私よりも私の周りが変わっていく。

 

2018年3月21日、

私が初めてこのブログに記事を投稿した日です。

 

俵万智さんの『サラダ記念日』が思い浮かぶ。

『「この記事はいいね」と君が言ったから』

ではないけれど、

今日は私にとってのブログ記念日、


この2年間、

多くの友が「夫婦生活」という戦地に赴きました。


私は何も変わらなくても、

周りはどんどん変わっていく。

時の流れを感じるものです。


先日記事にした二階堂奥歯さんは、

ブログを続けて2年を前にして、

自死」という大きな決断をして旅立ちました。


2年って振り返ると長いもの、


生まれたばかりだった姪は、

歩き回って言葉を話すようになりました。


そして元気だった実家の愛犬は、

突然亡くなりました。


私の心に澱のように積み重なる、

女性に対する不信感、


動けば動くほどに、

その不誠実さに触れて、

信じられなくなるのです。


「生理的に無理」


なんだか最近はそうなってきました。

若くてきれいな女性が生理的に無理、


「自己存在を脅かされる」


そんな恐怖感から来るものなのかもしれません。


関わりたくないものとは、

なるべく関わらないで、

最後の日を迎える。


それもまた人生、


私には選択の自由があります。

脅かされることのない生活を送るという、

選択の自由があります。


前と同じように、

何も期待しなければ、

妙齢の女性とだって、

何事もなく接することができる。


割り切った関係は得意なのです。


「期待してしまった」


全てはそこから始まりました。


同じ年か少し年上くらいの、

すごい美人ではなく、

自然と一緒にいられる人、


そういう人からは、

年に一人くらいからはアプローチを受けていましたから、


漠然と、

自分はそんな相手と一緒になるのだろうと、

そう思っていました。


特に焦るでもなく、

自然と結婚できるだろうって、

そう思っていました。


しかし、

晴天の霹靂、


ある時に、

若くてとてもきれいなあの子からの、

突然のアプローチ、


隣にいるだけで伝わる熱感、

「まさか」と思いつつも、

私の胸は高鳴りました。


だけれども、

突然の裏切り、


しばらくは何をしていたか覚えていない。

記憶が飛ぶくらい傷つきました。


だけれども、

そこからまた悲劇は始まります。


「謎のモテ期」


きれいな子ばかりから、

アプローチを受けるようになります。


そういう状況になっても、

自分の気持ちを確かめるのに時間がかかって、

ことごとくチャンスを逃し続ける私、


それでも

「自分にもこんな若くてきれいな子と一緒になるチャンスはあるんだ」って、

急上昇した私の自尊心は静かに私の中で育ち続けてしまいました。


婚活を始めても、

理想ばかり高くなり、

出会いを重ねても心は動かなくなります。


「期待なんてしていなかったのに」

全ては期待してしまったことから始まりました。


こじらせていた恋愛観は、

加速度的に回転を始めると、

さらに多くの糸を絡みとって、

何から手をつけたらいいのかわからないくらいに、

複雑に絡まっています。


その糸屑とも言い難い、

不格好だけれどもなんだか愛おしい、

そんな私の恋愛観を前にして途方に暮れています。

 

匙を投げるべきか。

それとも時間をかけてほどいていくか。

それに苦慮しているところです。


2年の時を経て、

私が得たものは「こじらせた恋愛観」

そして13人の女性とのデート経験、


何度か時を重ねた人、

たまらなく心惹かれた人もいました。


手を繋いで帰った夜、

電話で囁き合った甘い言葉たち、


こうやって、

きれいな思い出にできているということは、

この2年間の一つの成果なのかな。


今、少し心惹かれている女性がいます。


物理的に距離があり、

なかなか接する機会はありません。


これだけ経験してきても、

私はまだ「若くてきれいな女性」に心惹かれてしまう。

それってどうしようもないことなのかな。


私って、

とことん馬鹿みたい。

 


いつもご覧頂き、

そしてスターやブックマーク、

コメントまでくださり、

本当にありがとうございます。


間も無く目標にしていた600日連続更新、

 

ここまで続けてこられたのは、

読者の皆様のおかげです。


これからも気が向いたらお付き合いください。