アニメ『ケムリクサ』全12話を見た

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けものフレンズ』で有名になった、

たつき監督の作品、


けもフレもリアルタイムでは見ておらず、

Amazonプライムで一気に見た。


この頃は外出自粛、

休日は本当にアニメばかりを見て過ごしている。

私にとって今はそういう時期なのだろう。


けものフレンズ』と『ケムリクサ』

共通するのは「亜人」というべきか、

人のように見えて人ではない、

何処か無垢で無邪気な「大人の心」を持たない、

少し無機質な少女たちの物語というところ、


そんな異世界に紛れ込むように、

ひっこりと「人」が加わって、

亜人」と「人」とが心を通わせる。

そういう筋書き、


「人」が作り上げた世界なのに、

ほとんど「人」はいない。

そんな荒廃した世界が舞台、


亜人の無垢さを通して、

人の業だったり、

生にしがみつく醜さ、愚かさ、

強欲や他人を食い物にすることの奇怪さ、

そんなものを浮き彫りにする。


徐々に解き明かされていく世界の秘密、

魅力的なキャラクターたち、

それに引き込まれていく。


とてもよくできている。

魅せ方がうまいのだろう。


BUMP OF CHICKEN『fire sign

「誰かのために生きるという思いを込めた旗を抱き、

拾ってきた笑顔の中に自分の笑顔だけ見当たらない」

 

一人で周りの期待を背負い込む。

自分のことは後回し、


そんな歌詞を地で行くような、

不器用で笑わない主人公の少女、


彼女がラストに涙と共に見せた満面の笑顔、

加えて「好き」の一言、


無垢な少女が、

大人の階段を登った瞬間だろうか。


だけれども彼女はもうシンデレラではない。

幸せは誰かがきっと運んでくれるとは、

全く信じてなどいない。


苦労の末に、

自分で掴み取った幸せなのだ。


凍りついた心が溶けていく。

 

がむしゃらにもがき苦しみながらも、

わずかな可能性に懸けて、

手足だけは動かし続ける。

 

そうして体を温めているうちに、

心を通わせる相手ができる。

 

そして、

誰かと心を通わせることが、

何よりの心の温め方、


仲間として苦労を乗り越えた末に、

その時に隣にいてくれた人、

 

共に苦労を乗り越えた仲間、

その中に心から信じられる、

運命の人がいるのかもしれないな。


アニメばかり見ているせいか、

どうもそんなことばかりを考える、

今日この頃、

 

真剣にがむしゃらに、

生を全うすること、

 

そこから全ては始まるのかな。