妊婦たちを応援したい 〜コロナに負けるな②〜

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情報は少ない。

 

どうしたらいいのかわからないのに、

やらなければならないことは山積みだ。

予定日は刻々と近づく。

 

お腹を抱えながら、

仕事を抱えながら、

家事を代わりにしてくれる人はいない。

 

「感染するわけにはいかない」って、

慎重に慎重を重ねて生きているのに、

同居のあいつは普段と何も変わらない。

そんな無神経さに苛立っては「自己嫌悪」

 

「自分だけの体ではない」


その言葉が大きなプレッシャーとなる。

好意の押し売りが重荷になる。

「そんなことはわかっているよ」って、

言葉にならない声が漏れる。


「不安」


何度も自分と向き合いながら、

お腹から伝わる鼓動に向き合いながら、

何度も何度も「覚悟」を固めたつもり、

 

だけれども毎日揺らぐ。

普段では気にもしないことで、

そんなちょっとしたことで大きく揺らぐ。


そのたびに「自己嫌悪」

そして一番近くの一番当たりやすい人に当たって、

また「自己嫌悪」

 

「不安で仕方がないんだよ」

 

ただでさえ「不安」なのに、

その上から「不安」が重なる。

 

不安、不安、不安、

上からも下からも不安がやってきて、

不安に押しつぶされてしまう。


だけれども、

お腹だけは押しつぶされないようにって、

身を挺して必死に「宿した命」を守る。


その姿は美しい。

この上なく美しい。


大丈夫、

この世のものとは思えないほどの、

感動に心を震わせる。


そんな出会いの瞬間は、

きっともうすぐだから、

 

あなたは自分と向き合い続けている。

この10ヶ月って「自己嫌悪」との戦いなのだ。

そして新しい命とも向き合っている。

 

「命」と向き合う。

それってとても大変なこと、

辛くて、苦しくて、孤独なこと、


だからその戦いに勝利した先に、

輝かしい未来が待っていないわけがない。


だから負けるな。

妊婦たち、

コロナに負けるな。

 

そしてありがとう。

苦しみに耐えてくれて、

ありがとう。

 

きっと生まれた宝物を見て、

誰もがそう言ってくれるはず、

 

普段は無口で不器用なあいつも泣きながら、

心の底から「ありがとう」って、

きっとそう言ってくれるはず、