「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

単身者たちを応援したい ~コロナに負けるな④~

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一日中、一人で家にいて、

気が付くと夜を迎える。

そんな日が増える。

 

イベントは中止、

楽しみな予定は全て白紙、

恋人たちはなかなか会うことができない。

 

人との接点はメールやチャットだけ、

案外仕事って人と会わなくてもできてしまうのだな。

 

最近結婚したあいつらは、

「不安だ」と言いながらもどこか楽しそう。

 

「二人でゆっくり過ごす時間がとれてよかったね」

 

皮肉を込めたつもりはないけれど、

そんな皮肉めいた返事をしてしまった。

 

どうして自分には、

こんな時にいっしょにいてくれる相手がいないのだろう。

 

「あの時にああしていれば」

 

一人の時間だけはたっぷりあるものだから、

そんな無駄な後悔が頭をよぎる。

 

だけれども、

孤独に耐えることって、

これから先にたくさんあること、

 

「誰かが隣にいてくれないと生きてはいけない」

 

そんな自分だったらきっと、

誰かといっしょになってからも、

相手に寄り掛かるだけになってしまう。

 

「自立した個人同士がいっしょになる」

 

足りないから支えあうのではない。

それぞれが一人でも幸せだけれども、

「二人ならもっと幸せ」だと思えるから、

だからいっしょになる。

 

そういう関係の方が、

あなたには合っているんじゃないかな。

 

だから今の期間は一人で生き延びて、

たくさん「孤独」を吸収して、

「一人でも幸せなんだ」って、

そう胸を張って言える自分になる。

 

そのための期間なのだ。

 

それで遠ざかる縁ならばいらない。

それに共感してもらえる縁を引き寄せるのだ。

 

「結婚したい病」を治すにはいい機会、

英気を養って、

いざと言う時に機を逃さない自分になる。

 

「幸せ」をつかむ人って、

よほどのクズはともかくとして、

誰といっしょになっても「幸せ」を感じられる人、

 

逆に「幸せ」を逃す人って、

誰といっしょになっても不満の尽きない人なのかもしれない。

 

自分で自分に制約をつけて、

少しでも気に入らないと切り捨てて、

それって「自信がない」ってことの裏返し、

 

「一人で生きていく自信」

 

いつまで続くかわからない。

こんなにも「孤独」と長く向き合う期間、

それが培ってくれるんじゃないかな。

 

だから負けるな。

単身者たち、

コロナに負けるな。

 

私も、負けるな。