GLAYと言えば私の思春期ど真ん中、
小学校高学年から中学辺りだろうか。
日本中を席巻していた。
性に芽生えた時期だから、
その大人すぎる歌詞にエロティシズムを感じては、
バカな男たちで口ずさみながらキャッキャしていたのを覚えている。
家で仕事をするようになったものだから、
勝手にBGMをかけて、時に口ずさみながら、
時にキーボードを打楽器に見立ててカタカタさせながら、
よろしくやっている。
きっかけはなんとなくだけれども、
GLAYをかけ始めたら、
不思議とヘビロテしていた。
メロディのカッコよさに加えて、
歌詞に込められた想いが一途なのだ。
あの頃は雰囲気とエロばかりに夢中だったものだから、
気がつかなかった。
GLAYって見た目は変化球だけれども、
歌詞が直球なのだ。
最近のラブソング、
backnumberや髭男って、
やたらと歌詞が変化球、
ありふれた日常なんだけれども、
やけに文学的で、
ともすれば言葉遊びが過ぎる。
「愛の正体ってこんなものかしら?」って、
そんな問いかけを与える小洒落た印象、
断っておくが、
私はbacknumberをヘビロテしていた時期があるし、
最近は髭男にも少々はお熱だ。
『pretender』なんてモテソングを私が放っておくはずがない。
ひそかに練習中だ。
だから直球と変化球、
どちらがいいというわけではないけれど、
久々に聞いてGLAYの直球勝負が逆に新鮮だった。
昔の懐かしさも相まって、
GLAYをヘビロテしながらの仕事が始まるのかもしれない。
「カタカタカタ」からの「バンバンバン」
PCを壊さないように気を付けないと、
『口唇』
あの愛の蜃気楼の中で
乱れていた
この胸心どうでもイイと
今オマエの手招きに揺れてる
破裂しそう
触れ合う口唇焼けるように熱くなる
『HOWEVER』
胸に宿る未来図を
悲しみの涙で濡らさぬよう
紡ぎ合い生きてる
何気ない週末を
幼さの残るその声を
気の強い眼差しを
あなたを彩るすべてを抱きしめて、
ゆっくりと歩き出す
『Way of Difference』
長すぎる夜に光を探しては
独りたたずんでいる。
優しさと強さがなければ生きてはゆけないと
教えてくれたのは
去りゆくあなたでした。
『BE WITH YOU』
涙が止まらない
幸せの後先
心寄せ合って
あなたに続く道の上
今愛を束ねて
そしてあなたの愛に成りたいと思うよ。
『winter,again』
雪が積もるころに
生まれた街のあの白さを
あなたにも見せたい
あなたを想うほど
寒い夜は、未だ胸の奥、鐘の音が聞こえる
『誘惑』
犯した罪さえ愛したい WOW
求め合う2つの体がある
『SOUL LOVE』
あのトキメキよりも眩しい程に
待ち焦がれていたあなたをこうして
『グロリアス』
恋に恋い焦がれ恋に泣く
心から Ah 愛しい
Oh teenage Memories
『サバイバル』
地球最後の日になって欲望のタガが外れたら
アダムとイヴになれる
ちょっとくらいの絶望も長い目で見りゃ
極上のスパイスを味わえる
なんだか歌詞にグッと来た。
GLAYはカッコいい。
みなさんもBGMにどうぞ、