前にも記事にしたが、
テレワークをしているものだから、
音楽をかけながら仕事をしている。
最近の私の情報源はほとんどAmazonだ。
このバンドもAmazon musicで知った。
適当に曲を流していて、
「これは!」と衝撃を受けたので調べてみた。
「ヨルシカ」
2017年に結成した男女二人組バンド、
作詞作曲を担当するギタリストのn-buna(ナブナ)さんと、
女性ボーカルのsuis(スイ)さん、
「先入観」を与えたくないとの思いから、
容姿や経歴は非公表としているらしい。
n-bunaさんはボーカロイド出身、
歌詞の複雑さからそれが滲み出ている。
私は音楽の魅力は「音の外し方」にあると思っている。
絶妙な音の外し方を聞くと、
その違和感に心ひき寄せられて聞き入ってしまう。
ボーカロイド出身者の特徴でもあるのだろうか。
米津玄師さんの曲もそういう「音の外し方」がうまい。
歌い手は自由自在だから、
歌詞や歌手ありきの曲ではなく、
曲に歌詞を乗せて、
曲に合う声をマッチングさせるのだろう。
もちろん歌詞がいい加減というわけではない。
商業主義にまみれていないまっすぐな歌詞が心を打つ。
そこから派生した音楽、
音の多さと歌詞の複雑さ、
それが特徴的、
トリッキーな強弱のつけ方をする。
これが新しい音楽というものなのだろうか。
今の音楽に特別詳しいわけではないけれど、
ボーカロイドが世に出てから16年が経つらしい。
もしかしたら埋もれていたかもしれない、
そんな多くの才能を引き揚げたのだろう。
正攻法ではうまくいかないこともあるだろう。
だけれども聴衆の支持を得れば見る目は変わる。
世の中きっとそういうもの、
「ヨルシカ」
特に印象に残った曲をいくつか紹介する。
どれも疾走感がすごい。
言って。
だから僕は音楽をやめました
ヒッチコック
八月、某、月明かり
藍二乗
心に穴が開いた
詩書きとコーヒー(cover)
爆弾魔 (cover)