「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

創作意欲の源泉となるもの

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ここ最近は言葉が出てこない。

理由ははっきりしていて「触発がないから」だ。

 

人とは触れない。

自然とも触れない。

感情は動かない。

 

だから言葉が出てこない。

 

それって私のブログにとっては、

割と致命的なこと、

 

私から出てきた言葉を紡いでここまでやってきた。

 

社会情勢やら書評やら映像作品評やら、

それはそれで記事になるのだけれども、

当の本人はどこか書いていて物足りない。

 

悩み苦しんでいた時期は、

筆を執ると自然と詩のようなものが降りてきた。

今は詩を書こうと思ってもでてこない。

 

「創作意欲の源泉」

 

それって「大きく心を揺さぶられる出来事」なのかな。

それが負の方向に動いたとしても、

心が動けば人はそれを誰かに伝えたくなる。

 

自分の居場所を確認するために、

「感動の共有」をしたくなる生き物、

それが人なのだ。

 

だから自分の心が震えていなければ、

誰かに伝えたいものなど何もないのだ。

 

口から先に生まれてきたような演説家、

どうにも「伝えたいことがある」ように見えるけれど、

よく見ていると「本当はどうでもいいんだ」って、

そういうのってわかる。

だけど誰も口にしていないだけ、

 

きっと文章だってそうだ。

惰性になっていたら、

皆さん気が付いているんだけれども、

誰も指摘しないだけ、

 

最近はあまりにも心の震えるような出来事がないものだから、

なんだか無意識にそれを探しているみたい。

 

空はこんなに青いのに、

大手を振って外を出歩けない。

 

早く収束してくれたらいいのにな。

今の生活はどこか「不自然」だ。

これでは湧いてくるものも湧いてこない。

 

今だから思う。

 

「悩み」や「苦しみ」も、

きっと人生に必要なものなのだ。

 

それは今回の騒動が教えてくれたものの一つ、