「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

【プロ野球2020】セ・リーグ開幕3連戦を終えて

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率直に思うのが、

「野球のある日常っていいな」ということ、


むしろテレビで見る分には無観客の方が臨場感がある。

普段は声援で聞こえないけれども、

こんなにもベンチから声が飛んでいるのだ。

 

無機質ではなくチームスポーツ、

そういうことを実感できる。


幸いなことに地上波で、

セ・リーグの3カードを1試合ずつ見ることができた。

その印象をまとめる。

 

※私はヤクルトファンなのでご承知を

 


【ヤクルト-中日】

いつもただでは終わらないカード、

初戦から荒れに荒れ中日の逆転勝利、

中継ぎの差が現れた。


ヤクルトは打撃の破壊力は健在、

昨年最下位から浮上の鍵は5番以降の打線、

5番塩見にかかる期待は大きい。


投手陣は格段に良くなっている。

石川、小川は試合を作り、山田も好投、

イノーア、スアレスはオープン戦で結果を出している。

先発に目処が立ち中継ぎの枚数も増えた。


中日は中継ぎの量、質共にリーグ随一、

変則が多く嫌らしい投手を揃えている。

ルーキー橋本もいい球を投げていたので、

勝ちパターンに割って入るようならば面白い。


打線の鍵は調子の上がらない2番平田、

中軸はしっかりしておりバランスの良い戦力、

 

 

【巨人-阪神

巨人の3連勝、

大きく仕上がりの差が出た3連戦、


巨人は投打共に隙のない戦力を揃えた。

憎らしいほどだ。


去年は全く戦力にならなかった中島の好調が窺える。

4番岡本は絶好調、貫禄はさらに増した。

長打力を不安視されたパーラは蓋を開ければ2本塁打

嬉しい誤算だろう。


投手陣も粘り強く先発が試合を作り、

盤石のリリーフ陣、

外国人枠を実にうまく使っている。


阪神は今年の「バースの再来」ボーアが大ブレーキ、

糸井とマルテ以外に怖さのない打線が課題、


先行される展開、

投手陣はお試し感が強かったのだろう。

先発は試合を作っている。

層は厚いのでこの3連戦は布石か。

 

 

【横浜-広島】

あわや3連勝のカープ

それを劇的に防いだ横浜、

地力の差は感じる3試合、


カープの戦力は問題ない。

巨人に次ぐ充実度、


打線の鍵は2番菊池、

鈴木誠也を筆頭に中軸の破壊力は抜群なので、

そこに繋ぐ菊池が上がってくるかどうか。


投手陣は充実、

大炎上のスコット、

懸念は抑えをどうするかだけれども、

枚数は他球団より揃っている。


ルーキー森下の凄み、

これほどとは思わなかった。

重く速いストレートに切れ味抜群のカットボール

縦に割れる遅いカーブだろうか。

それを制球よくコーナーに投げ分ける。


初登板で圧巻の投球、これはものが違う。

初めてのプロの世界、

疲労はあるだろうが投げ続ければ二桁勝てる。

新人王候補の筆頭だ。


横浜は見極めの段階か。

打撃は相変わらずの破壊力、

先発は安定している。


打線を固定していない状態、

筒香が抜けて4番佐野の出来が大きく左右する。

今のところは結果を出している。


この3連戦ではリーグで最も判断できないチーム、

まだまだお試し状態、

打線と中継ぎを固定できるかどうか。

 


【総評】

巨人が頭一つ抜けていて、

それを追いかける広島、

例年と変わらない構図か。


その下は団子状態も、

中日、横浜が続き、

阪神、ヤクルトが追う構図、


我らがヤクルト、

高津監督はセオリー通りを貫く監督、

例年以上に若手に求められるものは大きい。


3連戦を見て下馬評を覆すような戦いはできていないが、

Aクラスを狙えないほどではない。

楽しみな若手は多い。

4番村上は貫禄を増した。

他に投打に一人ずつでもブレイクすれば面白い。


火曜日からは6連戦が続く。

一気に駆け抜けるシーズン、

若手の伸びたチームが制するだろう。


本当に野球が始まったのだ。

そのことがただただ嬉しい。

 

頑張れ!

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