去年はこの日に、
「6月のことを振り返ってみる」という記事を書いた。
幸せだったからだろう。
その出会いを振り返って、
その幸せを噛み締めていた。
だけれども、
今年は「未来」にしか興味がない。
6月にあったことといえば、
在宅から出社が始まったことくらいだ。
ストレス要因に晒されていることもあるだろう。
なんだか少し調子は良くない。
ここ数年の殺人的な暑さ、
もともと夏は得意な方だったけれど、
4年前にパニック障害を患った時から、
自律神経がバカになってしまったものだから、
すっかり夏が苦手になってしまった。
毎年この時期だ。
一昨年は急病で入院した。
去年はうまく行かなかった恋の後、
それでもがむしゃあに動き続けて、
めまいで起き上がれずに救急車を呼んだこともあった。
今年は無理をしないように気をつけないと、
大きな病気なんてしたことはなかった。
おかしいのはここ数年だ。
去年は散々検査したけれど病変はないらしい。
おそらく自律神経のほうだ。
「私の体はいつまでもつのだろう」
そういうことを考えながら生きるようになった。
もう元に戻ることはないのかもしれないな。
そうやってみんな死に向かって歩みを進めているのだ。
私が今の私になる前と、
今の私になった後では、
世界の見え方は大きく変わってしまった。
「元に戻ること」はできないけれど、
「より良くなること」はできる。
そんな言葉を言い聞かせながら、
ここまで歩みを進めてきた。
そう。
ここまで来たのだ。
自分のことも、
周りのことも、
見えなかったものがクリアになって、
そのことへの戸惑いに苦しんできたけれど、
その苦しみに無駄はなかったのかな。
幸せに向けての、
明確な結果は出ていないけれど、
結果の出ないこともまた、
私の人生なのかもしれない。
ガムシャラに生きてきた。
一日の密度は前とは比べ物にならないほど、
キャリアは割と順調に積んでいるし、
ガチな筋トレから有酸素運動主体に切り変えて、
体はだいぶ絞れてきた。
日々、知識を溜め込みながら、
それを私なりにアウトプットし続けている。
「生き急いでいるのかな」
そう思うことが増えた。
うまくいかない「恋愛」
それが私から地面に根を張って、
あまり遠くに行き過ぎないようにしてくれているのかな。
自分が結婚して、子供がいて、
そういう姿って全くイメージできなかったけれど、
不思議なことにここ最近は、
自分の子供と楽しげに遊ぶ姿が、
ふと浮かぶことがある。
これは良い兆候なのかな。
脳が渇望して、
そのようなビジョンを作り出すのかな。
「眠れない夜」
少し増えてきたけれど、
そいつともだいぶ仲良くなってきた。
自分を認めてあげられたのかな。
自分のことを愛してあげられているのかな。
私は良くやっている。
誰からどう言われようとも、
私は善くやっている。
善く在ろうと思いながら生きている。
涙が出てきそうなので、
今日はこれくらいにしておこう。