「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

【ブログのすゝめ】5年、いや10年遅かったのかもしれない

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私がブログを始めたのは、

タイトルの通り30歳を過ぎてからだ。


それ以来2年余りに渡り執筆を続けている。

先日700日連続での更新を達成したところだ。


率直に思う。

「ブログを始めて良かった」と、


いくら良質なインプットを続けていても、

それをアウトプットしなければ、

知識としてはなかなか身につかない。


精神科医でもあるブロガー樺沢紫苑さんの

『アウトプット大全』によると、

確か「2週間に3回以上使った記憶」は脳が必要な記憶と認識し、

忘れにくくなるらしい。


少なくともそのうちの2回はブログで稼げる。


私はプロットをざっと書いてストックしておき、

投稿前に編集者のつもりで手を加えてから投稿する。

 

プロットからリリースまでに、

2週間を超えることもあるけれど、

旬ではなくなったり、

私の感情にそぐわなくなったものはお蔵入りだ。

 

だから2週間のうちに大抵2回は、

アウトプッターとして自分の記事に触れるのだ。


あとはその2週間のうちに、

残りの一回を誰かにでも話す機会があれば、

それは「必要な記憶」となる。


現に効果は実感している。


婚活で15人ほどとデートを重ねた経験もあるかもしれないが、

対人で話題に困ることが少なくなった。


会議の場でも同じ、


違和感をうやむやにして、

後から確認することがなくなった。

その場で声を挙げるようになったのだ。


声を挙げた時には違和感の正体に気がつかないことも多い。

だけれども声を挙げて正体を突き止める自信がある。

だからとりあえず声を挙げる。

 

ほとんどの場合、

そこから掘り下げることで違和感は軽減される。


それは私が自分の考えを表現する力を身につけたからだろう。


「表現力」


それって表現者として立ち振る舞う経験を積まないと、

なかなか身につけることができない。


私のブログ、


収益化を目指しているわけでもないし、

体裁なんてシンプルで飾り気もない。


内容も日々の出来事や感情を垂れ流して、

好き勝手に楽しんでいる。


だけれども読んでくれる読者様がいる。

それだけで私は「表現者」になれるのだ。

それって本当にありがたいこと、


だから「ブログを始めよう」


もし始めるか悩んでいるならば、

とりあえず始めた方がいい。


そして初めてみて、

続けるか悩んでいるならば、

自分のペースで良いから続けた方がいい。

必要以上に「見られること」を気にするから、

億劫になってしまうのだ。


自分が「表現者」でいられるフィールド、

それを手放してしまうのは惜しい。


そして私はこうも思う。

「5年、いや10年遅かったかな」って、


若ければ若いほど、

アウトプットが血肉になる。

そして知識に対する貪欲さも桁違いだ。


5年、10年、その差は大きい。

それは私が今の私になったから思うことなのだけれども、

今の私はそう思う。


誰しも「思うところ」はあって、

それを表現できずにモヤモヤしながら生きている。

それならば「表現」できる力をつければいい。


「書き続けることで力がつく」

「世界に関心が向く」


それは疑いようのないこと、


もっとも表現の手段はブログだけではない。

表現者としてのフィールドが十分ならば、

ブログである必要はないだろう。


だけれども、

手軽で誰に気兼ねすることもなく始められる。


そんなブログを私は推したい。