ドラマ『アンサング・シンデレラ』

f:id:tureture30:20200726125319j:image

 

久しぶりのドラマ記事、

今回のクールは話題作の続編が目白押し、


コロナ禍によりスケジュールはずれたものの、

概ね再開したようだ。


『アンサング・シンデレラ』


医療ドラマは山ほど放送されている。

だけれども「病院薬剤師」に焦点を当てた異色作、


なんと言っても主演の石原さとみさん、

「美しさ」が際立っている。


ここ最近はわがままな役が多かった。

だけれども今回は「真っ直ぐで不器用」

そんな役どころだ。


「信念」を貫く姿には「力」が宿る。

その「力」が「美しさ」を引き立てる。


誰が見て居ようと居まいと、

自分らしさを貫く姿は美しい。


西野七瀬さんも美しさを増している。


モロ好みなのだけれども、

私の「惨めさの象徴」を思い出すからダメなのだ。

あの細身でナヨナヨした感じと甘えるような話し方、

ダメなのだ。


登場する中華料理屋では、

ヤクルトスワローズのグッズが散りばめられている。

さすがフジテレビ、

スポンサーのフジサンケイグループだ。


だいぶ脇道逸れたけれど、

ストーリーもよく出来ている。


「合理化」を取るか、

「患者に寄り添う」か。

 

医療従事者にとっては永遠のテーマなのだろう。


多くはどこかで割り切らざるを得なくなる。

人の生活に直結する仕事は皆そうだ。


踏み込み過ぎてしまうと、

自らの生活まで脅かされる。

どこかで線引きは必要なのだ。


だけれども、

「そこに葛藤しない」

そうなってしまったらあまりにも寂しい。


割り切りながらも、

「秘められた使命感」


そういうものを持つから、

苦しみながらも続けられるんじゃないかな。


前に看護師をしている知り合いに聞いた話、

 

「院内自死」に遭遇したことがあるらしい。

しばらくは仕事もままならないほど落ち込んだ。


だけれども彼は今も仕事を続けている。

その根底にあるのは「使命感」だそうだ。


「仕事」と割り切ることのできるほど器用ではない。

それならば葛藤し続けるしかないのだ。


医療従事者って、

「死」と隣り合わせの仕事、


前にどこかで見た。

「看護師さんは人の死に慣れている」

そんな事を言われるけれど、

「死に慣れるわけなんてない」


直面するたびに落ち込んで、

それでもやるべき事をやり続けるのだ。


本当にすごい仕事だ。


「病院薬剤師」


本来はこのドラマみたいに、

患者の生活に踏み込むことはないのだろう。


だけれども、

医療従事者の葛藤、


医師だけではなく、

看護師だけではなく、

理学療法士や薬剤師、

臨床心理士社会福祉士

受付や事務員に至るまで、

命と携わる「葛藤」があるのだろう。


『アンサング・シンデレラ』


「アンサング」


「歌われない」という意味、

それが変じて「日の当たらない」

そういう意味になるのだろう。


患者も苦しいけれども、

それに携わる医療従事者にも、

「生活」があり「葛藤」がある。


石原さとみさんの「美しさ」を通して、

そういうものが世に広く知れ渡ればいい。


そういう事を理解すれば、

少しはコロナ禍に対する意識も変わるんじゃないかな。


「おっぱいクラスター」なんて、

起こしている場合ではないのだ。