ブログで書いたかどうか記憶にないけれど、
私には妹がいる。
たまに出てくる姪と甥は妹の子供なのだ。
「義弟の母」
即ち、妹の旦那の母だ。
探しても見つからなかったのだけれども、
この関係性を端的に表現する言葉はあるのだろうか。
あるのであればご教示願いたい。
さて、本題に入ろう。
私とこの「義弟の母」
確か一度しか会っていないと記憶している。
妹の結婚式の時だ。
そこで挨拶を交わした記憶はあるけれど、
どのような話をしたかは全く覚えていない。
だけれども、
どうやら私はこの一瞬で、
「義弟の母」のハートを射止めてしまったらしい。
妹が言うには、
事あるごとの「義弟の母」は私のことをイケメンだというとのこと、
そして「未婚」だということを不思議に思っているようだ。
どうやら私はマダムにモテるのだ。
少し前の話だけれども、
商店街を歩いていると見知らぬマダムから、
「お兄さんかっこいいね」と逆ナンをされて、
「飴ちゃん」をもらったことがある。
若い子からは「イケメン」だなんて言われたためしがない。
言われるのはせいぜい「優しい」だ。
「当たり障りのない誉め言葉」の代表選手である。
では、
どうして私は「マダム」にモテるのか。
その不思議な現象を紐解くことで、
もしかしたら私でも「若い子にもモテる」
そんなチャンスにつながるのかもしれない。
クロード・モネの「印象・日の出」くらい、
今にも消えてしまいそうなくらい儚く揺れる、
そんな「淡い期待」を糧にして、
兵糧の持つ限りではあるが考察してみよう。
仮説1
「マダムが夢中になった世代に私と似た芸能人がいるのではないか」
仮説2
「私の醸し出す雰囲気が年上女性の心をくすぐるのではないか」
仮説3
「たまたま特定のマダムに刺さっただけ」
仮説1は聞いたことがない。
仮説が正しければ一度くらいは言われるはずだ。
仮説3だとすると考察のしようがない。
だからカットだ。
仮説2はどうだろうか。
「マダム」とまではいかなくても、
私は少し年上の女性には昔からモテる。
たった一人の元カノも年上だった。
ということで、
有力な仮説としよう。
これを元に私が若い子にもモテるためには、
こうすればいいのだろうか。
「マダム目線で私を見てくれる相手を見つければいい」
ここまで書いてめんどくさくなってしまった。
何しろ兵糧が「印象・日の出」ほどの淡さなもので、
今にも尽きそうなのだ。
結論を急ごう。
若い子でも、
たまに「私に対して需要のある」女性がいるみたいで、
社会に出たあたりから、
一定「アプローチらしきもの」を受けることがある。
その人たちの共通点を思い返してみると、
「心の振れ幅が大きい」ということがあげられそうだ。
どうにも極端だったり、
感情表現の苦手な人が多かったように思う。
もしかしたら、
それは女性の更年期に近いのだろうか。
マダムと「私にアプローチらしきものを仕掛ける女性」
その共通点が見つかった。
私の飄々とした態度、
もしかしたらそれが、
「不安定な心の持ち主である」彼女たちには、
クールに映るのかもしれない。
「心の振れ幅が大きい女性」
だから私はここ数年、
こんなに女性関係で苦労しているのだろうか。
できることならば、
安定感のある女性がいいのだけれども、
少々強引な幕引きだけれども、
たまにはこういう記事があってもいい。
繰り返すけれども、
「印象・日の出」なのだ。
「義弟の母」から見た私、
おそらくただの「印象」でイケメンと言い続けているのだろう。
淡く揺らぐ光に包まれた画面の中で、
ただ一つだけ鮮明に存在感を示す太陽、
その印象が強すぎて他の欠点を隠してしまう。
私の発する「優しさ」
その甘い香りに惹きつけられて、
その雰囲気だけで、
私はマダムたちから「イケメン認定」をされる。
実際よく見てみると、
イケメンでも何でもないから、
かけられていた「優しさ」の魔法が解けてしまう。
そういうことなのかな。
だから「義弟の母」の夢を壊さないために、
このまま距離を置いていたほうがいいのかもしれない。
私ほどめんどくさい男も、
そうはいないのだろうから、
