「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「心にポッカリ空いた穴」から出て行ってくれないものが好きなもの

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ドラマ『#リモラブ』

その中で出てきた言葉、


人は誰でも心に穴が空いている。

空いたままでも平気な人もいれば、

家族や友人や恋人、

夢中になれる趣味でそれを埋めなければ、

生きていくことのできない人もいる。


その「空いた穴」に一度入ったら、

そこから出て行ってくれないものが、

好きなもの、


とのことだ。


私がよく書く「自尊心を満たす」という表現、

それと意味するものは同じだろうか。


今回のお相手、

私の「空いたの穴」にハマっている感じはしない。

疑問を持ちながら会い続けている。


それは相手にしたって同じこと、


あまりにも出会いがないものだから、

「この人を逃したら結婚できないかも」

そんな強迫観念で会い続けているのだと思われる。


彼女との予定を決めるときに、

しばらく間が空いたとしても、

自分の予定を変えてまで早く会おうとはしなかった。


去年の夏に現れて、

私の心を攫って行った「雨女さん」の時は、

会うまでが楽しみで仕方がなかった。


それはこの1年余りで、

私の心が枯れてしまったのか。

 

それとも今回のお相手に対して、

私の気持ちがそこまで強くはないのか。

 

おそらく後者だろう。


昨日も書いたけれど、

やはり私は彼女の「若さ」に惹かれているだけなのかな。

これでは男の「年収」に惹かれる女性と変わらない。


何とも不誠実なものだ。


どんどんハードルばかりが高くなる。

年を重ねることでチャンスは減る一方なのに、


私は何を目指しているのだろう。

ただ「結婚したい」のであれば、

相手を選ばなければできるのだろうか。


いや、私の性格上は無理な話だ。


私は結局、私のことが大好きだから、

自分が納得するような相手とじゃなければ、

関係を進めようとしないのだろう。


そして、気持ちを隠すことが下手だから、

気持ちが向いていなければ、

おそらくそれが相手にも伝わるのだ。


「とりあえず付き合ってみればいい」


散々言われて来たことだけれども、

私にはその能力がないのだ。

 

だけれども、

真っ直ぐな気持ちをぶつけた先に報われる。

そんな出会いはもうないのかもしれないな。


私は私のことを高く見積りすぎていて、

需要と供給が合っていないのかな。

 

みんな先に進んでしまっていて、

私の心が向いた女性たちと結ばれることは、

もはや叶わないのだ。


また何かしらの対策を打たねばならない。

私にとっての「恋愛」はまさに天敵だ。


そろそろ向き合うことをやめるのも、

いいのかもしれない。

 

おそらく私は、

「空いた穴」を埋めないままで生きていける人間ではない。

 

だけれども、

「空いた穴」を埋める手段は、

一つではないのだから、