セ・リーグがレギュラーシーズンの全日程を終え、
無事に幕を閉じました。
120試合、
ホントによくもまぁできたものです。
陰で奮闘して下さった方がたくさんいるのでしょう。
今年は半ばあきらめていましたが、
私も2試合に参戦することができました。
どちらも別の友人と行ったのですが、
口々に「やっぱり野球っていいよね」との感想、
コロナ禍での野球、
とてもいい経験でした。
我がスワローズは前半こそ奮闘するも、
後半は希に見る大失速で、
終わってみればダントツの最下位、
それも2年連続です。
「新監督初年度は強い」
「下馬評の低い年は強い」
そんなジンクスはどこ吹く風、
前半の強さに夢を見ただけ、
ファンの失望は大きいシーズンとなりました。
失速の原因は「層の薄さ」
これに尽きます。
序盤は水物の打線をけん引した、
坂口や山崎、西浦、それに山田哲人、
不調に陥るや否や代わりの選手が出てきませんでした。
調子が悪くても使い続ける。
代わりの選手がいないからなのですよね。
投手陣はさらに悲惨、
先発投手がゲームを作れずに、
中継ぎ陣に負担がかかり、後半は投壊状態でした。
序盤リードをしていてもひっくり返される。
どうしたら勝てるのかわからない状態、
7-0から逆転された試合は象徴的です。
FAでの主力流出濃厚、
進む野手の高齢化、
どこから手を付けたらいいのかわかりませんが、
真っ先に意識を変えないといけないのは、
フロントと指導者でしょう。
ドラフトでの育成枠4人指名、
人気選手を容赦なく戦力外にするなど、
編成への意識改革が見て取れます。
やはり「勝てるチーム」でないと、
ファンも選手も気持ちが離れてしまいます。
「劇薬」が必要な時期なのかもしれません。
さて、スワローズはさておき、
今年の巨人は見事なチーム作りをしました。
育成選手や下位指名選手の躍動のみならず、
ウィーラー、高梨をピンポイントで当てる。
悔しいですが、
原全権監督の手腕によるところが大きいでしょう。
ただそれ以上に、
ロッテの優勝を目指す姿勢が素晴らしかった。
スワローズが見習うべきはこの姿勢です。
ソフトバンクが来れば素直に巨人を応援しますが、
ロッテが来た場合はそちらを応援したいと思います。
野球ファンの皆さん!
1年間お疲れさまでした!