「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

尊敬する大先輩からの言葉

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もう10年以上の付き合いになる。


しっかりと話す機会はしばらくなかったけれど、

かねてより尊敬している大先輩と話す機会があった。


「結婚」について悩みを打ち明けると、

忌憚なく意見をいただいた。

 

 

「いい年」なんだから「大人の男」としての、

「人格」と「実力」を身に着けていくべきなんじゃないの?


その年で相手を探しているならば、

ますをは相手に対して「妻や母親」としての理想像を重ねているわけでしょ。


それは相手だって同じで、

ますをに対して「夫や父親」としての理想を求めているんだよ。


何人も会ってうまくいかないということは、

そういう部分が足りないんじゃないのかな。


「夫」として「父親」として、

経験していないとわからないことは多いかもしれないけれど、

結局は「人格」が行動や態度に現れるから、

そういうところで不安にさせているんじゃないの?


ますをが相応な「人格」と「実力」を身につければ、

自然と尊敬できるような相手と結ばれるよ。

 

 

「若さ」と「容姿」に期待しすぎなんじゃないの?


この年になったから思うけどさ。

俺も嫁も出会った当時からは劣化しているからさ。

「若さ」や「容姿」なんて初めの10年くらいしか持たないよ。


平均寿命を考えても50年くらいは一緒にいる相手なんだからさ。

そこへの期待値を高くしすぎたら相手を見誤るんじゃないのかな。

そういう人をたくさん見てきたよ。


最終的には相手の「人格」なんじゃないかな。


相性はもちろんあるけれども、

「自分にとって一番の相手」ってことだけではなく、

「相手にとっても一番の自分」ってことを、

もっと考えたほうがいいんじゃないかな。

 

妻とのきっかけは上司からの紹介だったんだけれども、

正直、見た目は好みからはだいぶ外れていたよ。


それに結婚してからは色々あって、

自分も妻も病気をしたし、

小さい時に子供の病気もあったから、

大変な思いばかりしたけれど、

それでも妻と結婚したから強くなれたし、

今の自分があると思っているよ。

 

本気で結婚したいのならば「やるしかない」んじゃないのかな?


「生きる苦しみ」ってものは必ずあって、

年を取るほどにそれを実感するけれども、

「やるしかない」んだよ。


ますをの今の悩みが「結婚」ってものにあるならば、

なりふり構わずにいろんな人に頭下げて紹介してもらったり、

アプリが向いていないと思うならば、

やり方を変えてでも「やるしかない」んじゃないのかな。


自分にとっても、相手にとっても、

どちらにとっても「最高の結婚」


それを目指してあきらめずに頑張りなよ。


色々と苦しんだけれど、

俺は「結婚」はした方がいいと思うし、

してよかったと思っているよ。


ますを自身にどこか変わらなければいけないところはあるはずだし、

試行錯誤して変わりながらも、

最後は「自分の可能性」を信じるしかないんじゃないのかな。

 

 

かなり厳しい指摘を受けたけれども、

おそらく先輩は私の性格を知っていて、

敢えて「お前の実力が足りない」と言ったのだと思う。


どこか相手のせいにしているところがあったし、

私は「努力中毒者」であり「努力依存症」だからだ。


「年齢」と「容姿」についてはそこまで気にするな。

だけれども相手の「人格」には妥協するな。


そして「自分」だけではなく、

「相手」に対しても「最高の結婚」

そういう視点を忘れるな。


その時ばかりではなく、

50年も添い遂げる人なのだから、


「尊敬できる」相手と一緒になりたいのならば、

自分自身がもっと「人格」と「実力」を磨け、


ありがたいお言葉だ。

私はどんどんこじらせていくな。