「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「興味・関心」の方向に人生を寄せていくということ

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面白い記事を見た。


本には読むべきタイミングがあって、

その時に読むから「良書」となる。


惹かれないものを無理に読んだところで、

後から振り返ると何も頭に残っていない。


世間的に「必読書」と言われているもの、

それを「義務感」で読んだところで、

「時間の浪費」で終わることが多い。


結局は「興味・関心」に沿った本を読むこと、

それが回りまわってリベラルな知識となる。


これからの時代は、

型通りの知識だけでは生き抜けない。


知識と知識を結び付けて、

「想像力」「応用力」を働かせるのだ。

 

そういった内容だった。


私の「興味・関心」はどこにあるのか。


そう考えたときに、

真っ先に思い浮かぶのは「生死」のこと、

次に思い浮かぶのは「ジェンダー」のこと、

私は「人間存在の在り方」に興味・関心があるのだろうか。


そっちの方から攻めた先に辿り着くもの、

あまりビジネスに役には立たなそうだ。


だけれどもそう感じるからこそ、

逆に商機はあるのかもしれない。


「生き方」の多様性が求められるようになり、

世の中には私のような「相手のいない中年」は増えているのだろう。


増してや、

今の若者は相手を求めることもしなくなっているようだ。

将来的には「お一人様」

そういう流れはさらに加速する。


「他人が記号に変わる」

私がよく書く「パーソナリティの肥大化した時代」だ。


「つながり」は欲しいけれども、

めんどくさいものであれば必要ない。


「快適」が手軽に手に入るものだから、

「快適」ではないものに対する嫌悪は増す。

 

「努力」の向かう先は、

「興味・関心」のあるものにだけ、


「多様性」という言葉が持て囃されていても、

「みんなと同じじゃない」と不安になる。


そのバランスに四苦八苦、

 

そういう意味では、

なんとも「生きづらい時代」だ。


好きに生きればいいんだけどさ。

何をするにしたって「人間力」は求められる。


人間力

 

ある意味では最も汎用性の高い能力だ。

「人としてどうなの?」って、

自分にそう問いかけたときに恥じない自分なのか。

精神衛生上も重要なテーゼ、

 

こればっかりは、

いくら本を読んだところで身につかない。

 

地道に「自分を嫌いにならない選択」をし続けるしかないのだ。

そして、その選択の先にあるものに責任を取る。


その繰り返しの中で、

人間力」は磨かれるんじゃないのかな。


デジタルネイティブ

「情報の海」の中に産み落とされた若者たち、


色んな事をよく知っている。

そして「なるほど」が口癖だ。


知らないことを表面だけ取り入れて、

「知った気になること」が当たり前な時代、


周りに聞かなくたって、

ネットで検索すれば大抵は何とかなる。


だけれども、

物事の本質を知るためには、

時間をかけてそれと向き合うことが必要だ。


だから「興味・関心」

そういうものが人生を形作る。


みんなと同じように、

同じことを同じ時間だけやって、

はみ出さないように気をつけていればいい。


そういう時代は終わったのだ。

 

「興味・関心」

 

自己分析が大事になる。

早いうちから自分の方向性を決める。

そういう生き方が幸せなのかもしれない。

社会だってそれを推奨しているのだから、

 

だけれどもレールがない分、

なんとも生きづらい世の中なのかもしれない。

 

自分の人生には、

自分以外は誰も責任を取ってはくれないのだ。