「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ドラマ「#リモラブ」の檸檬さんについて

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波瑠さん演じるお堅い産業医である「草もち」さんと、

松下洸平さん演じる総務部員の「檸檬」さん、


たまたまゲームで知り合って、

毎日のようにチャットをする仲になった二人、

ところが実は同じ会社で働いていた。


文字でしか知らない相手に惹かれながらも、

その正体を探る「草もち」さん、


ある日その正体に気が付いてしまう。

その人はリアルでは「嫌だ」と思っていた相手、


だけれども、

たまらなく惹かれていることに気が付く。


意を決して自分の正体を打ち明けて、

ウジウジする「檸檬」さんに対して、

ガタガタぬかすなと「逆壁ドン」をして交際を申し込む。


恋焦がれてキャラクターが崩壊していく

お堅い産業医の「草もち」さん、


その姿があまりにも可愛くて、

私はこのドラマを好きで毎週見ている。


実は波瑠さんのことを私は苦手だった。


前にも一度書いたけれど、

ドラマ『あなたのことはそれほど』で演じた、

罪悪感もなく不倫に興じるクソ女が生理的に無理だったからだ。


その印象に引きずられていたけれど、

その後のドラマ『G線上のあなたと私』では、

婚約破棄をされて始めたギター教室で、

年下大学生に恋焦がれるOLを演じて、

不器用なまっすぐさに好感を持った。


そして今回の役柄も「不器用でまっすぐ」

どうやら私はそういう女性に惹かれるようだ。


さて、

今回はそのお相手である「檸檬」さんに言及したい。


「受け止め男子」と評されて、

とにかく「優しい」ことが取り柄、


告白をされてからも、

「将来のことがどうの」と並べる様は、

なんだか自分を見ているようだ。


「交際」=「結婚前提」


世間一般からしたら飛躍しすぎなのだろうけれど、

どうにもそれを分けて考えられないのだ。


交際が始まっても手をつなぐこともなく、

彼は自分の気持ちを1年や2年温めるらしい。


「誠実でありたい」と思いすぎるあまり、

関係は全く先に進まない。


「これは私だな」

見ていてそう思った。


二人の関係が進まない姿を客観的に見ていて、

もどかしさを感じる。

周りから見た私もこんな感じなのだろうか。


ドラマとは違って、

逆壁ドンをして交際を申し込んでくれる女性がいればいいけれど、

そんな女性はほとんどいないだろう。


私が考え方を変えるしかないのだ。

柔軟性が足りないのだ。

 

「とりあえず付き合ってみればいい。」

何度も言われた言葉だ。


だけれども気持ちを固めることなく、

関係を先に進めてしまったら、

なんだか「私」ではなくなるような気がする。


靡かない私を見て引いていく女性たち、


私はそれを不誠実さと捉えて、

ますますこじらせていく。


「負の連鎖」


どうにかしたいけれど、

どうにもならないのだ。

私は私なのだから、


こうして本気で相手を探し始めるのは、

5年遅かったのかな。

だけれども嘆いても仕方がないのだ。


いつだって人生は、

「イマ」が一番若いのだから、

 

私に「草もち」さんは現れるのだろうか。